乳幼児期にむし歯になりやすい歯はどこ
1~2歳児
1~2歳児では、上の前歯の表側の、歯と歯茎の境目や、歯と歯の間がむし歯になりやすいです。
習慣的、夜間授乳(哺乳瓶及び母乳)により上の前歯の表及び裏側に広範囲なむし歯が見られることがあります。
2~3歳児
2~3歳は奥歯の乳歯がはえてくる時期なので、 奥から数えて1番目と2番目の、かむ面がむし歯になりやすくなります。
3~5歳児
3~5歳になると、奥から数えて1番目と2番目の、歯と歯の間がむし歯になりやすくなります。
むし歯予防のポイント
保護者による仕上げ磨き、授乳や菓子・飲み物に関する指導、歯と歯の間のデンタルフロスの使用、フッ素塗布やフッ化物配合歯磨剤・フッ素洗口液の応用です。
乳歯の咬む面の予防には、フッ化物徐放タイプのシーラントが効果的です。