歯磨きの大切さ

こんにちは。宇都宮市みろ歯科、歯科技工士の新良です。

この間、保育園からカボチャの苗を頂いたので庭のわずかなスペースに植えてみました!

受粉とかも必要みたいなので頑張ってカボチャができるように育てて、あまりカボチャを食べない子供に食べさせてあげられたらなと思います( ᵕᴗᵕ )*

患者さんのカウンセリングをやっていると、一生自分の歯で食べたいと答えてくれる方が多くいらっしゃいます。

それを実現するために最も必要なセルフケアは、歯ブラシやフロス、歯間ブラシなどを用いたオーラルケア(歯みがき)です。

歯磨きの目的は、歯に付着した食べかすをきれいに除去することです。
食べかすをそのままにするとそれを餌に虫歯菌や歯周病菌といった細菌が増えます。
そして細菌同士が結びつき、まゆのような膜を形成し、バイオフィルムになります。
バイオフィルムは約4〜12時間で形成され、時間の経過とともに厚みが増し、病原性が高まります。
やがって唾液中の成分と反応し歯石になると、自分では除去できなくなりますが、ここまでには約2日ほどの猶予があります。
バイオフィルムが病原性を持たないうちに落とす習慣をつけると言うのが1日の歯磨き回数の考え方になります。
つまり朝きちんと磨いていれば、昼食後に歯を磨かなくても夜で挽回できます。
そのため1日3回漫然と歯磨きをすると言うよりも重要度を理解したケアに変えることも必要と考えられます。
寝る前にしっかり歯についた汚れを落とせば、細菌の増殖を最小限に抑えることもできます。
虫歯菌や歯周病菌の温床であるバイオフィルムを除去するには、毎日の歯ブラシだけでは不十分です。
歯ブラシだけでは、歯の汚れのうち6〜7割しか落とせないと言うデータがあります。
しっかり落とすにはデンタルフロスや歯間ブラシが必要です。併用すれば8〜9割落とすことができてきます。
私も知らなかったのですがフロス後に歯磨きをした方が口の中の汚れが減少し、虫歯予防に効果的のフッ化物濃度に残りやすいと言うデータも出ているようです!
私も長年歯ブラシ後にフロスをやっているので少し抵抗がありますが、歯ブラシの前にフロスをやってみたいと思います( •̀ᴗ•́ )و ̑̑