電動歯ブラシについて

こんにちは!宇都宮みろ歯科、歯科助手の小堀です!
育休を経て5月から職場復帰をさせて頂きました!院長を始め、スタッフの皆さんが温かく迎え入れて下さって1年以上のブランクがあり、まだまだ体が慣れないですが、毎日があっという間に過ぎていって、仕事育児家事にバタバタと必死にやっています!!(笑)
子供も歯が生えてきたので、ゆるーく歯磨きをさせていますが嫌いにならないように自分も一緒に歯磨きしてる所を見せながら試行錯誤して頑張っています。

今年に入ってから我が家は電動歯ブラシを導入しました!皆さん電動歯ブラシは使っていますか?今日はその電動歯ブラシについてお話したいと思います。
皆さん電動歯ブラシっていつ頃からあるか知っていますか?1930年代後半に開発されて1960年代に商品化されました!50年以上の歴史があるって驚きですよね!(笑)
その電動歯ブラシは3つの種類に別けられ、

①高速運動電動歯ブラシ
②音波電動歯ブラシ
③超音波電動歯ブラシ

の3つに分類されます。
①と③は手用歯ブラシと同様自分で手を動かして磨く必要があり、②は手を動かす必要がなくブラシを当てるだけで磨けます。この②は現在歯科で主流となっているものです。
それぞれの特徴をまとめます。

«①高速運動電動歯ブラシ»
・洗浄のメカニズム…小型モーターによる振動や回転によるプラークの機械的除去
・振動数(毎分)…3000~7000回
・動かし方…小刻みに動かす(手用ブラシと同様)

«②音波電動歯ブラシ»
・洗浄のメカニズム…リニアモーターによる高速振動や回転によるプラークの機械的除去 高速振動から生み出される水流によるプラークの除去
・振動数(毎分)…20000~40000回
・動かし方…歯に当てるだけ

«③超音波電動歯ブラシ»
・洗浄のメカニズム…超音波によって歯と細菌の繋がりを弱め、不溶性グルカンを破壊
・振動数(毎分)…1200000回以上
・動かし方…小刻みに動かす(手用歯ブラシと同様)

電動歯ブラシに種類があるのを知らない方はたくさん居るのではないでしょうか?

そこで手用歯ブラシに対する電動歯ブラシのメリット・デメリットをまとめてみます。

«メリット»
・使用が簡単
・短時間でのブラッシングが可能
«デメリット»
・電力が必要
・経済的負担が大きい
・重い

この特徴から電動歯ブラシは、ハンディキャップのある人や手用歯ブラシの適切な使用が難しい人、矯正装置をつけている患者さんに推奨されていましたが、近年では、患者さんの口腔内の健康に対する意識が高まるとともに、多種多様な機種が開発・販売されるようになり、一般の患者さんにも電動歯ブラシが浸透するようになってきています。

私も一児の母になり毎日時間に追われていてどこかで、時短できないかと考えその1つに電動歯ブラシを使用するという考えに至りました!その時短も本当に僅かな、言ってしまえば数秒、数分かもしれませんが導入し、ケアをしています!

皆さんもこのブログを機に電動歯ブラシに興味を持ってくれたら嬉しいです!
次回も電動歯ブラシについてお話できたらと思います。