サッカー選手にもマウスガード

こんにちは。宇都宮市みろ歯科、歯科衛生士の高木です。

サッカーワールドカップ日本代表惜しかったですね。応援お疲れ様でした。私も普段は気にもしないサッカーも今回ばかりは夢中になって応援しました。

仕事柄、やっぱり気になったのは選手達の口元。

田中選手の歯、とても歯並びが良かったです。

そんな中1番気になったのは、遠藤選手でした。

サッカー選手もマウスガードしているんですね！聞けばデュエル王だとか。歯を食い縛る時間が多いのかな？

マウスガードは歯だけでなく脳を守ることにも役立ち、更にパフォーマンス性を向上させる目的で使用するスポーツマンもいるんですよ。ご存じでしたか？

遠藤選手の目的はどちらなのでしょうか！？

遠藤選手のマウスガードについて少し調べてみると、両方が目的のようでした。

歯と脳両方を守るために素材を一般的なゴム製ではなく特殊な樹脂を使用したもので作り、形も特殊なものに改良し空中戦での競り合いの際などに相手の肘が口に当たっても衝撃を分散して歯と脳への影響を軽減できる仕組みになっているようです。

これまでに合計20個近くのマウスガードを制作してテストしてを繰り返して今回の試合に使用したものが完成したそうです。

通算高級車一台分の費用がかかっているそうで、プロのスポーツ選手の地道な努力がうかがえます。マウスガード作成に携わった歯科医師の努力でもありますね！

デザインも様々あり、シュツットガルトでの試合では赤色、日本代表での試合用に青色を用意していたようです。

デザインを変えて気分を変えて楽しく試合や練習に挑めるのも楽しみですね。

遠藤選手の活躍によって今後はマウスガードを着用するサッカー選手が増えていくかもしれませんね。

私の家族もスポーツをしているのでマウスガードをしています。小学生の子どもにも作りました。

子どものうちは高校生くらいまでは歯の生え変わりや顎の成長により頻繁に作り替えが必要になり、私の子どもも２個目がすでに入らなくなってしまいました。

市販の簡易的な物も使用してみましたがやはりフィット感が違うので、歯科医院で型取りして作るオーダーメイドのマウスガードの方が安心してスポーツに集中できるのではないかと感じました。