冬にドライマウスになりやすい原因

みなさんこんにちは。

宇都宮市みろ歯科清野です。
厳しい寒さが今年もやってきましたね。私は夏生まれのせいか、暑さよりも冬の寒さのほうが苦手です。冷房をつけなくても平気ですが、この時期はこたつからなかなか出られません。
そして冬といえば、お肌も髪も乾燥しやすい時期です。
お風呂から上がった瞬間に化粧水を入れないと肌がパリパリになるなんとも悲しいお年頃になってしまいました。
乾燥は女性の天敵ですね。
冬に乾燥しやすいのは、お肌だけではありません。
冬は口の中も乾燥しやすくなっているのです。
ドライマウスは虫歯や歯周病、口臭の原因だけでなく、風邪のひきやすさにもつながってしまうといわれています。
冬にドライマウスになりやすい原因は、さまざまなものが考えられます。
実際は季節に関係なく本人の体質も大きな要因になるのですが、ここであえて冬にドライマウスになる原因を言うなら、次の3つが挙げられます。
①空気の乾燥
空気が乾燥していることで口腔内の水分が奪われやすくなり、常に口の中が水分不足の状態になってしまいます。
②水を飲む量が減る
寒いからそこまで喉が乾かないといって水を飲まないでいると唾液の分泌量が減少します。
水を飲まないでいると新しい唾液が十分に作られなくなってしまいます。
③鼻が詰まって口呼吸をしてしまう
冬場は風邪気味になってしまう人が多いですね。もし鼻風邪をひいて、鼻で呼吸することが苦しくなってしまえばどうしても口で呼吸してしまいます。
しかし、口呼吸に頼りすぎてしまうと当然ながら口の中が乾いてドライマウスになってしまいます。
冬場、ドライマウスにならないようにするためには唾液をしっかり作って、それを乾燥させないことが大事です。
唾液がしっかり作られるようにするためには次のような方法が有効です。
1.ガムをよく噛む
2.口を動かす体操をする
3.お茶やお水をこまめに摂取する
どれも意識づければ簡単に行えることができると思います。
2番の体操も下図を参考に是非行ってみて下さい。