歯のこと

こんにちは。宇都宮市みろ歯科技工士の新良です!

11月なのに暖かいなぁと思う日が続いてましたね。ですが、最近は一気に冬が来たように思います!
とても寒い…だけどこの寒さを楽しみつつ、風邪をひかず!年末年始(もう年末!?)を迎えたいなと思う今日この頃ですp(´∇`)q
虫歯は細菌やバイオフィルムが関わって歯に穴を開けます。
歯周病も歯周病菌が原因となって、歯の骨まで溶かしていきます。
2つともいわゆる感染症です。
このような現象は、生活習慣を反映しやすく、これまでは仕方ないことだと片付けられていたものが、欧米を中心に脚光浴びるようになりました。具体的には大きく3つに分けられます。
①摩耗
ブラッシングの際、歯ブラシの毛先の圧力が強く一定の部位がすり減ること。
また、歯磨き剤に含まれる研磨剤などで繰り返し、はをゴシゴシこすることで起こります。
適切な圧でのブラッシングを心がけることが大切です。
② 咬耗
噛み合わせによって歯と歯が接触することで、すり減る現象。
過度な歯ぎしりや噛み締めの癖により悪化する傾向があります。
重度な場合は歯が大きくかけることもあります。
マウスピースなどで対処する方法があります。
③酸蝕
エナメル質は酸に弱いのですが、炭酸飲料やワイン、柑橘系の果物など、pH値が低い酸性の飲食物を取った後に、長時間ほかのものを口にしないといった習慣を持つ方で起こります。
また逆流性食道炎や嘔吐癖などがあり、胃の内容物が逆流することで、酸性度が高い胃酸によりエナメル質が溶ける現象です。
これは知覚過敏の要因にもなります。
かつては酸性ガスが発生する職場に限定される職業病の1種とされていましたが、近年最も生活習慣病が反映されやすい疾患として研究が進んでいます。
歯の表面だけでなく根元まで陥没すると、噛み合わせにも大きく影響が出ます最初は軽度であっても放置すると、厄介な症状を招く危険性があるので、早めの対策が安心とされています。
✴︎口の環境を良くする。『清掃性食品』
食物繊維や水分の多い野菜(レタス、セロリ、にんじんなど)は、直接清掃性食品と呼ばれ、これを噛むことによって汚れを落としたり、唾液の分泌を促したりします。野菜は糖質の吸収を抑えるために最初に食べると良いのですが、口の中の掃除と言う意味では半分残しておいて、最後にも野菜を食べるようにしてもいいみたいです。
また、間接清掃性食品(梅干、酢の物など)もあります。
これを食べると唾液が分泌され、食べかすなどを洗い流してくれます。
飲み物を有効活用してみると、例えば、牛乳を噛んで飲めと言われるのは正解です。
食事をすると口の中は酸性に傾くのですが、アルカリ性の牛乳を噛むようにいき渡されることで、口の中を中性に近づける効果が期待できます。
また、緑茶に含まれるカテキンと言う成分には、抗菌作用と抗炎症作用がありこれにより歯茎の炎症をおさえ、歯周病予防効果があるのです。
なので、食後のお茶は理にかなっていると言えるのです。
お茶はペットボトルのお茶でも良いのですが、急須で入れた緑茶の方がカテキンの量は多くなります。
食品の中には唾液の分泌を促すものがあり、食べる順番を工夫することで、口の中を良好な状態にできるのです。