メラビアンの法則

こんにちは。

宇都宮市みろ歯科 清野です。
つい先日年明けしたと思ったら、早いものでもう4月ですね。
自分自身に新年度はさほど関係のない年齢になってしまいましたが、何となくウキウキソワソワするのは何故でしょうか。
電車通勤をしていた頃はこの時期になると真新しいスーツに身を包み、緊張感のある面持ちの人達とよくすれ違いました。
ひとめで、新入社員なんだろうなという雰囲気に目を細くしていたのを覚えています。
自転車通勤になり、なかなかそういう方に出会うことはなくなりましたが、
(しかも3ヵ月ほど経つと普通の会社員の方と馴染んで新入社員なのか全く分からなくなる不思議!)
道すがら出会うことがあると何となく微笑んでしまう自分がいます。
新年度にちなみ、コミュニケーションについての話題をテーマにしようと思います。
 『人は見た目が9割』
と、いう本をご存知でしょうか。
2005年にベストセラーになりました。
この言葉の根拠は《メラビアンの法則》からきています。
メラビアンの法則とは…
アメリカの心理学者アルバート·メラビアンが提唱した理論です。
人間は誰かと出会ったときに視覚·聴覚·言語の3つの要素から人の印象を判断すると言われています。
印象を決める要素の割合を研究し、提唱したのがこの理論です。
視覚
顔立ち·服装·髪型など…55%
聴覚
話し方·声の大きさ、トーンなど…38%
言語
話の内容など…7%
以上のことから分かるように、半数以上を見た目がその人の印象を決めているということがわかりますね!
また、この法則は企業などでプレゼンをする際にも非常に重要であると言われています。
どんなによい商品であっても言葉だけではどうしても伝わりにくいものです。
イラストやスライドなどを使い、相手の視覚に訴えることでその商品の良さを脳内に刷り込ませることが出来るそうです。
私達の仕事にも同じことがいえます。
歯科衛生士は患者様に常に健康的な口腔内であってほしいと願い、そのためにメンテナンスの重要性をお伝えしていますが、やはり口頭だけでは耳に入ってこない方も沢山いらっしゃいます。
そのため媒体やスライドショーなどを用い、視覚で理解していただけるような説明を心掛けています。
社会人になってウン十年、日々の業務がついマンネリがちになってしまいますが、この時期になるといつもいかんいかん、初心に戻らねば!と自分の気持ちを改めさせられる今日この頃です。
今後ともよろしくお願い致します。