前回の続き、授乳によるう蝕を予防するためには

こんにちは。宇都宮市みろ歯科の技工士の新良です!

春になりましたね。ポカポカ陽気に嬉しく思います♪その反面…毎年のことながら花粉にやられています(´-ι_-`)今年こそ舌下免疫療法をやる!!(←これも毎年言っています)
みろ歯科にも新卒の方が入社してくれるのでフレッシュな気持ちで花粉に負けずに頑張ろうと思います!
*インビザ経過です
私はほぼほぼ終盤です。追加を3回やって今最後から二個目です。隙間も閉じてリテーナーに移行できそうです\( ¨̮ )/やった〜!
次回、ビフォーアフターの写真から載せますね!!
*前回の続き、授乳によるう蝕を予防するためには。
・プラークを形成させない
プラークの形成の原因となるショ糖を含む食品を出来るだけ赤ちゃんに与えず、甘味嗜好にしないことが重要です。食品自体が酸性で、歯を溶かす力があるものもあります。間食の内容、回数、時間などの食事指導を早期に行うことがう蝕予防の鍵をにぎっているといえます。
・上顎前歯が萌出したら歯磨きの開始時期です。最低でも1日一回はブラッシングを行うのがよいです。
とくに就寝時は唾液の分泌量が減少し、自浄作用が低下します。就寝前の授乳により、母乳が長時間口の中に滞留し、乳糖がプラークに長時間供給され続けることによってう蝕が生じる危険性が高まります。就寝前の授乳前にう蝕に羅患しやすい上顎前歯を中心に歯磨きを行うことが重要です。
プラークを確実に除去し菌が付着しにくい環境を作ることにより、長期に渡り授乳を行ってもう蝕を予防することが可能となります。
*世代間伝達
家庭における生活習慣は親から子へ、子から孫へと世代を超えて伝達されます。同様に情緒の世界もまた育児の家庭生活を通して、親から子へと伝達されます。情緒豊かに育った子どもはやがて情緒豊かな親になります。逆に虐待を受けた子供は、やがて虐待をする親になってしまう可能性が高いと言われています。このような繰り返しを世代間伝達と呼びます。歯磨き習慣も大切な生活習慣のひとつであり例えば毎日親が愛しみを持って仕上げ磨きを行うことができれば、その子が成長し親となったときに、今度は自分の子にも同じように仕上げ磨きを行うことにつながるでしょう。子供のう蝕は親の責任であり、家庭における良い歯磨き習慣や食生活はう蝕予防の基盤となります。幼少期から歯科医院での定期検診に長年にわたり通院した経験の持つ子供にとっては歯科医院は決して怖くて近寄りがたいところではなく、子供を定期検診に連れてくる事は当たり前のこととして意識に刻まれ、将来の行動に移すことが期待できます!