自身でできる痛みの対処法

こんにちは。宇都宮市みろ歯科、清野です。

あっという間にもう年末ですね。

年越しを前にオミクロン株の感染も新たに見つかり、帰省や旅行を懸念される方も多いと思います。

デルタ株より感染力も非常に強いと聞きますので今以上に自己管理に気をつけねばと思う今日このごろです。

 

さて、年末ということで今回は豆知識のお話をしたいと思います。

年末年始など歯医者さんが長期休みになる時に限って歯が痛くなった経験はないでしょうか?

私自身はもちろんその経験はありませんが、休み明けには毎年必ずそういった患者様に出会ってしまいます。

『せっかくの正月休みなのに美味しい物を食べられなかった~』

と、聞くととても切ない気持ちになります。

応急処置としてご自身でも出来る方法をお教えします。

 

最初に見てもらいたいのが、痛みが出ている「歯と歯」や「歯と歯茎」の隙間に、食べカスなどは詰まっていないかです。

手鏡で痛みの出ている歯を確認しましょう。

特に歯が痛い場合は食べカスが刺激となって歯に痛みを与えていることがあります。

食後に痛みを感じるような時には、食べカスを取り除きましょう。

歯茎が痛い場合は炎症によって腫れていることが考えられます。

その原因は歯と歯茎の間に溜まっている歯垢で、その中の細菌が歯茎に炎症を引き起こしています。

歯垢を取り除く際には痛い部分を刺激しないように、歯ブラシなどで優しく磨くようにしてください。

綺麗に取り除いたあとに塩水でよくうがいをしましょう。

それでも治まらないようでしたら市販の痛み止めを服用しても構いません。

用法·用量を守り正しく使用しましょう。

最後に、こんな面白い記事を見つけました。

痛みに効くツボがあるようで、そこを押すと痛みが和らぐそうです。

①合谷(ごうこく)

合谷というツボは歯が痛い時に効果的と言われています。

強めに押し込んで、痛みを感じるくらい強く揉んだり押したりして刺激をしましょう。

歯が痛い他に眼精疲労や肩こり、食べ過ぎによる胃痛にも効くと言われています。

②歯痛点(しつうてん)

その名の通り歯の痛みに対して効果のあるツボと言われています。

歯痛点は掌の中指と薬指の付け根の間にあります。

人差し指と親指で挟むように摘まんで、痛いと感じるくらい強めに刺激しましょう。

左右交互に何度か行うと良いそうです。

今年も残りわずかですが皆様のご多幸をお祈り致します。

よいお年をお過ごし下さい。