赤ちゃんと母乳

こんにちは。宇都宮市みろ歯科、技工士の新良です!

すっかり冬になりましたね。もうすぐクリスマスぴかぴか今年もおわります、実感ないですね〜(*´-`)
最初に私のインビザラインの経過です!
先日追加3回目が終え、もうほぼ完成なのですがもうちょっといけるかな?と思う所があり追加したい!と思いスキャニングしてもらいました。
何回でも追加できる、インビザラインのいい所だと思いますハート︎︎∗︎*゚
前回は産後までのお話をしたので今回は、赤ちゃんと母乳についてのお話をしていきます。
近年、母乳育児の素晴らしさが広まり多くのお母さんたちご母乳育児を行うようになりました。
母乳は栄養的に優れており、乳糖、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルで組織されています。母乳は赤ちゃんの体を作るのほもちろんのこと、免疫があり、赤ちゃんの体を病気から守る事ができます。また、授乳行為そのものが育児であると言われ、赤ちゃんとお母さんの信頼関係を築く心の栄養にもなり、母乳は赤ちゃんの心身の発達に大変重要なものと認識されています。
母乳と口腔器官の発達には深い関係があります。乳房から母乳を飲む動作は将来の口腔機能に大きな影響を及ぼします。哺乳動作の反復により、舌、口、唇、咀嚼の筋力が強化され、それにより筋の発育顎の成長や、歯並びに影響します。頻回の授乳の結果、筋力は強化され口の機能が発達します。哺乳動作は顎骨の健全な成長は発達や、咀嚼などの口腔機能の獲得に重要になっています。
母乳には約7%の乳糖が含まれますが、乳糖はショ糖に比べミュータンス菌に代謝されにくい糖類です。
乳糖はう蝕になりにくい糖で積極的にう蝕を誘発することはありません。しかし、まったくう蝕にならないわけではなく、う蝕ができる原因はプラークです。プラークが歯面にあることで菌がつきやすくなり、菌が母乳から供給される乳糖から継続的に酸を作り続けることによりう蝕が発生するのです。
*授乳によるう蝕を予防するには*
ミュータンス菌は生まれてきたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しません。保育者、とくにお母さんからの感染源となるのが多いと言われています。
なのでお母さんから赤ちゃんへの菌の伝播を防ぐことが予防への第一歩と考えます。
赤ちゃんへの感染時期は、1歳7ヶ月から2歳7ヶ月までと言われ、この時期はもっとも感染を警戒しなければなりません。
赤ちゃんの歯が萌える6〜7ヶ月前後までにお母さんの虫歯のを治療完成させ適切な歯の磨き方を習得して健全で清潔な口腔内環境にしておくことが大切ですね。
とは言ってもそこまで完璧にしておくのは大変ですし、ストレスも溜まってしまうかもしれません。
私もそこまで完璧にできませんでした(笑)
でも適切に歯磨きをし、歯磨きを好きになってもらえれば大丈夫です♡
次回も続きお話しします。