妊産婦と歯科

こんにちは。

宇都宮市みろ歯科の新良です⑅︎◡̈︎*
例年より遅い梅雨入りでしたね。
じめじめ〜っとしてスッキリしなくて体調崩しやすいかもしれません…体調管理、しっかりしていきたいです!
私のインビザライン記録です❁︎
19枚(19週分)あったマウスピースも順調に全て入れ終わりました!(途中でなくしたりしましたが笑)
やっと終わった〜と思いきや?
あれ?フロスをしていると右下だけ、ゆるい感じが。
院長に相談したところ、今度は閉じるだけのマウスピースを追加でやることに!!
口腔内を再びスキャンして読み込んでもらい、追加のマウスピース10枚(10週分)きました!閉じるだけなので隙間作りもいりませんし、マウスピースの量も少ない\( ˙▿︎˙ )/
あともう少しでゴールかな♪
before→afterの写真お楽しみに!!
さて、今回も前回の続きです!
*妊娠初期*
つわり時の口腔ケアのポイント
つわりがひどい時は口の中に歯ブラシを入れることさえできないことも多く、口腔内環境が悪化しやすくなります。つわり時には歯磨きの工夫が必要であり、コツが必要です。
とくに初産の妊婦にとって、つわりは初めて経験する試練です。またつわりのひどい妊婦ほど、精神的にも追い込まれ、些細な言葉にも傷つき、さらにつわりをひどくしてしまうこともあります。
妊娠中における酸蝕症の予防
つわりのときには食べ物の嗜好が変わり、みかんなどの酸っぱい食べ物や外国では炭酸飲料とクラッカーなどを好んで食べるようになると言われています。
嗜好の変化にはかなりの個人差かありますが、とくに柑橘類などの酸性食品を常に摂取するとなると、その度に口の中は酸性に傾きます。さらに、つわりによる嘔吐が妊娠中に長期に渡り繰り返された場合、胃酸によって口の中が頻回にされ、妊娠中は唾液の緩衝能が低下するのも重なって酸食症となるリスクが非常に高まります。
嘔吐した直後は水などでうがいを十分にし口の中の胃液の残留を流す事が大切です。
また、嘔吐直後に歯磨きを行うと、歯の磨耗を引き起こす危険があるため、約30分は歯磨きを控えた後に、やわらかめの歯ブラシを使うことがいいでしょう。酸食歯に対応した製品もあるのでぜひ、活用して下さい。
*妊娠中期*
初期に悩まされてた辛かった症状も中期に入るとほとんど治まり、食欲も出て比較的過ごしやすくなります。
体重の増加もあってお腹が大きくなってくるので外見からも妊婦ということがわかりやすくなります。
胎児も活発に動くようになり、胎動も感じられるようになります。
安定期である妊娠中期は、歯科治療を行ううえでもっとも適した時期であり、適切な治療計画を立てたうえで、う蝕治療や根管治療などの一般的歯科治療を進めていくことが可能となります。ただし、難しい親知らずの手術や外科治療に関しては、出産後まで行わずにすむのであれば、妊娠中にやることはほとんどありません。
口腔内では女性ホルモンの影響から、妊婦の半数以上に歯肉の発赤・膨張などの炎症症状が見られます。さらに、歯周炎が著しい場合は、早産とのる危険性が高まる恐れもあるので適切な歯周治療が必要となります。
近年、妊婦の歯周病が妊娠糖尿とも関連することも報告されており、妊婦の口腔ケアの、重要性は高まっています。