妊娠と口腔内の変化

こんにちは、宇都宮みろ歯科技工士の新良です!

だんだん暖かくなってきましたね❁︎
嬉しいことなのに花粉の時期でもあるので花粉症の私にとっては悩ましい季節です…特に今年はいつもの薬があまり効かないのです(´・・`)
早く梅雨になってほしいです!!
そんな私ですが今年の1月からインビザライン始めました(^^)パッと見は歯並び悪くなさそうに見えるのですが機能的な面での悩みがありました。
それは麺が前歯で噛みきれないことです。
それを院長に相談したところインビザラインで治るよとの事だったので始めることにしました。
始めは違和感あったものの今は気にすることなく過ごせています。歯と歯の間に0.数ミリの隙間を作るので食べ物が挟まりやすくなるのでフロスは毎食後欠かせなくなりました。なので間食することも減った気がしますハート
前回、妊婦と歯周炎についてお伝えしました、その続きをまたお伝えします。
〜口臭〜
妊娠時には歯肉炎の憎悪とつわりによる口腔内環境によって、細菌由来の口臭が発生しやすくなります。
また頻回な嘔吐があると、胃の内容物、胃酸が逆流し口臭が生じる可能性が高くなります。一方つわりの治まる安定期以降でも、唾液分泌が低下して口腔内が違和感とともに口臭も増加します。
〜口内炎〜
口腔内や舌の粘膜に生じた炎症を口内炎と呼びます。
口内炎の原因はウイルス感染、ビタミン不足、精神的ストレス免疫学的異常などの諸説があります。
妊娠中には口腔清掃不良、ホルモンバランスの変化、偏食による鉄分やビタミン不足、全身状態の不良などから口内炎になりやすく治癒も長引くことがあります。
対処法としては、口腔内を清潔に保ち口内炎軟膏、ビタミンB群の摂取及びレーザー照射などが有効とされてます。
〜地図状舌〜
舌に地図状の斑紋を生じる疾患で、多くは舌背、舌緑、舌尖などの広域に出現し、日によって病変の位置、形態が変化する特徴があります。原因不明とされ、体質異常、心身のストレス内分泌障害、ビタミンB不足.遺伝なども関係されてるといわれますが定かではありません。幼児に見られることが多いですが成人では1〜2%の発生率で若い女性に多い傾向があります。食習慣の変化やホルモンバランスの影響などでとくに妊娠中や出産後に見られることが多いです。
舌には痛みなどの症状はほとんどなく、あっても刺激物を食べた時に舌が少し染みるくらいです。規則正しい生活を心がけて、刺激物をさけてうがいをするなど口腔内を清潔に保つことが必要です。
妊娠初期に健康な歯の原因不明痛が稀にあることがあります。この歯痛は上下の歯が同時、または上下別々に現れることもあります。妊娠したことで神経の興奮性が高まり歯髄充血をきたし、歯髄腔の圧力が高まって神経が圧迫されるのではないかと考えられています。
また、歯ブラシの刺激で一過性の知覚過敏を自覚するようになることも多い様です。殆どの場合、経過観察をすれば自然と改善することが多いと言われています。
私も妊娠中に地図状舌になりました。
なったときは舌が食べ物によってはビリビリするくらいであとは見た目に驚きました!!
それも自然と治りました。次回も妊娠のついての続きのお話できたらと思います☆.。.:*・