TCHとは

こんにちは!宇都宮市みろ歯科技工士の新良です ( ˆᴗˆ  )

ここの所日中はとても、すごしやすいですが朝晩が冷えますね、季節の変わり目風邪吐きやすいです、みなさん気をつけてください( ´-` ).。oO
TCHって聞いたことありますか?
TCHとは上下の歯を無意識に接触させてる癖のことです。
通常は上下の歯は何もしてない時は接触しておらず、離れています。食事や会話をする際に接触する時間を含めても接触時間しているのは1日20分程と言われています。
TCHにより上下の歯が接触時間が長くなると歯に圧力がかかり、筋肉の緊張や疲労、歯を支える歯槽骨にも過度な負担が増えます。
TCHを行なっている人の多くは自覚がないため、まずは上下の歯が接触していることを自覚し、TCHをしている事に気づくことが大切になってきます!
噛み締め、食いしばりによって知覚過敏、歯の破折、顎関節症等が起こります。
●まずは日中の気づきから
・TCHが起こりやすいのは本を読んでいる時、ゲームをしてる時、スマホを見てる時、料理や家事をしている時、何かに集中してるときにおこりやすいです。
・仕事などに夢中になっている時ふと気がつくとしっかり噛み締めていたり舌を上顎に吸い付けていたりすることがあると思います。そんな時、肩を上下させ首から上の力を思い切り抜いて、頬の力を抜き歯を噛み合わないようにしてからそのまま仕事にむかってください。
・初めのうちは口元も半開きにといいのですが人前でやりづらい時は唇は合わせても良いでしょう。

・噛み締めを上手く気づくのは意外と難しいです。普段使うものなどにペンで目印で書いておくと気づきやすいのでそれもひとつの方法です。

●夜の就寝時
歯ぎしり噛み締めなどは寝てる時に起こりやすいです。朝起きたら顎のまわりや顎がこわばってる事があったら噛み締めのサインかもしれません。無意識なので防ぐのも難しいです。マウスピースを夜間使うのもひとつの方法です。
ただ、歯ぎしりや食いしばりが治る訳ではなく歯の保護という感じです。
歯ぎしりの決定的な対策はないですが日中のTCHを軽減させることで夜間の歯ぎしりも軽減され顎関節症や様々な不定愁訴が軽減される可能性が考えられています。
一度癖になってしまうとなかなかやめられないものですが習慣づけをすることできっと改善がみられ、だんだんとTCHなくなってきます。ただ、TCHを、意識しすぎるとかえってそれがストレスになり疲労感を作る原因になってしまうこともありますので注意が必要なのでお気をつけください(ᯅ̈ )♡