予防歯科

予防歯科

正しい知識で虫歯・歯周病を予防しましょう

虫歯も歯周病も細菌感染が原因で発症する病気ですが、そのメカニズムはほぼ解明されており、現在では予防可能な病気となりつつあります。

そこで当院では、あなたの歯を健康に保つため、以下のコンセプトに基づいてケアを行っています。

1.虫歯になりかけの歯は削りません

 

昭和の時代には、虫歯予防のために「早期発見、早期治療」が重要だと信じられていました。しかし、治療を受けた経験がある方の中には、詰め物が何度も取れてしまい、そのたびに歯を削られたという方も多いのではないでしょうか。私自身も小学生の時に奥歯に銀歯をつけてから、何度もやり直しを経験し、そのたびに歯が削られることを繰り返してきました。

実は、一度歯を削ると、その歯は再発しやすくなり、悪化するリスクが高まるのです。そのため、初期の虫歯や虫歯になりかけの歯は、できるだけ削らずに予防処置を行うことが大切です。進行してしまった虫歯は治療が必要ですが、初期の段階であれば、歯を強化する処置や生活習慣の改善により、健康な歯に戻せる可能性があります。

「これ以上虫歯を作らないこと」を目標に、私たちと一緒に予防ケアを始めてみませんか?歯を削らずに守ることで、あなたの歯をより長く健康に保ちましょう。

2.歯周病になってしまったのは、あなたが歯磨きを怠ったからではありません

 

実際、日本人の多くは毎食後に1日2~3回、しっかりと歯磨きを行っています。それでも歯周病になる原因は、歯磨きでは取りきれない「バイ菌の硬い膜(バイオフィルム)」や「歯石」にあります。これらは歯ブラシだけでは除去が難しく、専門的なケアが必要です。

つまり、歯磨きだけでは歯周病を予防することは難しいのです。歯周病から大切な歯を守るためには、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせません。もし、今まで通り「痛いときだけ治療のために歯科医院に通う」というスタイルを続けていると、80歳で残る歯はわずか6本になってしまうかもしれません。

歯に対する従来の常識が間違っていたことを、少しでもご理解いただけましたでしょうか?私たちの共通の敵は、虫歯と歯周病です。そして、私たちはあなたの大切な歯を削りたくはありません。一緒に力を合わせて、予防ケアを始めましょう!定期的なお口のケアを通じて、健康な歯と笑顔を守っていきましょう。

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