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スポーツ歯科
スポーツ歯科
スポーツ歯科についてのご案内
健康の維持、増進や体力の向上のためにおこなうのがスポーツ本来の目的ですが、時にはスポーツによって怪我をして、健康が損なわれることもあります。スポーツマウスガードは、お口のまわりを保護する装置です。マウスガード、マウスピース、プロテクターなどとも呼ばれています。
スポーツマウスガードを装着することにより、外力からの衝撃をやわらげ、あごの骨折、歯の破折や唇、舌、頬(ほお)の損傷を防ぐことができるのです。脳震盪(のうしんとう)の予防にもなります。
みろ歯科では、怪我の予防のためのマウスガードの作製や、歯の怪我の治療をおこなっております。
歯の外傷
スポーツや事故などで、歯や顎に外傷を受けた場合、歯の破折や脱臼、顎の骨折、口唇や頬粘膜の裂傷といった損傷が見られることがあります。これらの損傷は、咀嚼(食事をすること)や発音・会話に支障をきたすだけでなく、顔の見た目(審美性)にも大きな影響を与えます。
特に上顎の前歯、特に中央の前歯は外傷を受けやすく、破折や不完全脱臼が発生した場合、痛みが少なければ競技を続けることも可能です。しかし、試合が終わったらすぐに破折した歯の欠片を持って歯科医院を受診することをお勧めします。
完全に脱臼した場合(歯が抜け落ちた状態)や、歯が歯茎の中にめり込んでしまった(陥入)場合は、直ちに競技を中断し、止血や痛みを和らげる応急処置を行った後、できるだけ早く歯科医院を受診してください。脱落した歯でも、状態が良ければ再植治療が可能ですので、決して諦めずに歯を探し、乾燥させないように適切に保存してから歯科医院に持参しましょう。
万が一、歯や顎に損傷を受けた場合は、早めの対応が予後を左右しますので、速やかに当院にご相談ください。
脱落歯の取り扱いの注意
1.歯根を触らない、こすらない。
2.汚染がひどい場合のみ、水でそっと洗う(30秒以内)。
3.歯が簡単に戻ればそっと戻し、戻せなければ以下の液体に漬ける(乾燥は厳禁)
①歯の保存液
②牛乳や豆乳
③生理食塩水
4.できるだけ速やかに歯科を受診
※歯が脱落した場合、歯の根の周りの細胞は、水道水中の塩素に弱いので、長く洗ったり、漬けたりしない。
歯科外傷の予防
格闘技やコンタクトスポーツなどの激しい運動を行う際は、歯や顎に外傷を負うリスクが高まります。そのため、これらの競技ではマウスガードの装着が非常に効果的で、多くのスポーツで義務化または推奨されています。みろ歯科では、患者様のスポーツ活動に合わせたマウスガードの作製を行い、外傷から歯を守るお手伝いをしています。
むし歯(う蝕歯)があると歯が破折しやすく、スポーツ中に外傷を受けるリスクが高まります。外傷を未然に防ぐためにも、むし歯の治療を早めに行い、健全な歯の状態を維持することが重要です。また、歯列矯正中の方は、矯正装置が破損したり、歯が脱臼しやすくなる可能性があります。矯正治療の進行に合わせたマウスガードの使用を強くお勧めします。
さらに、上顎前突症(出っ歯)の方は、前歯が外力を受けやすく、特にスポーツ中に外傷を負うリスクが高くなります。みろ歯科では、患者様一人ひとりの口腔内状況に応じたマウスガードを作成し、前歯の保護を徹底します。
親知らず(埋伏智歯)がある場合、下顎の骨折リスクが高まることがあります。特に格闘技やコンタクトスポーツを行う方は、リスク軽減のために、不要な親知らずの予防的な抜歯もご検討ください。
スポーツによる歯科外傷は、事前の予防策を講じることで大幅に減らすことができます。みろ歯科では、患者様が安全にスポーツを楽しめるよう、歯や口腔内の健康管理をサポートしています。外傷予防のご相談やマウスガードの作製については、ぜひ当院にお越しください。
スポーツマウスガードの装着を義務づけているスポーツ団体
スポーツ名 | 団体名 | 条 件 |
---|---|---|
ボクシング | 日本アマチュアボクシング連盟 | スポーツマウスガードを装着しないと出場資格なし |
空手 | 国際空手連盟-極真会館 | |
ラクロス(女子) | 日本ラクロス協会 | |
アメリカンフットボール | 日本社会人アメリカンフットボール協会 | スポーツマウスガードを装着しないとペナルティが課せられる |
ラグビー | 日本ラグビーフットボール協会-高校ラグビー、関東医歯薬リーグ | |
インラインホッケー | 日本アイスホッケー連盟 | 20歳以下はマウスガードの着用が必要 |
キックボクシング | 新日本キックボクシング協会 |
スポーツマウスガードの装着が推奨されるスポーツ
アメリカンフットボール、インラインホッケー、キックボクシング、ボクシング、ラグビー、空手 ラクロス、アイスホッケー、サッカー、スカッシュ、テコンドー、バスケットボール、ハンドボール フィールドホッケー、ラケットボール、スキー、スノーボード、モトクロス、体操、水球、柔道 乗馬、重量挙げ、砲丸投げ、円盤投げ、自転車 など
スポーツマウスガードの効果
スポーツ先進国であるアメリカの歯科医師会は、アメリカ国内でおこなわれるスポーツの試合中にスポーツマウスガードを装着することにより、年間20万件以上のあごや歯などの外傷を防いでいると報告しています。日本でも予防効果が高いという同様の報告がみられます。
また、正しいスポーツマウスガードの使用は、体のバランスの安定、筋力の向上が見られるだけでなく、スポーツの種類によっては競技力が向上すると報告されています。
スポーツマウスガードの種類
スポーツマウスガードには、スポーツ用品店などで販売されている「簡易タイプ(市販タイプ)」と、歯科医院で精密に作製する「カスタムメイドタイプ」があります。
簡易タイプのものは、安価で自分で作製できる反面、口を開けると落ちてしまったり、正しいかみ合わせができず、あごの関節を痛めてしまうこともあります。
カスタムメイドタイプのスポーツマウスガードは、歯の型をとって精密に作られるため、口を開けるとすぐに落ちることもなく、簡易タイプに比べて違和感も少なく、また安全です。
スポーツマウスガードの制作について
スポーツマウスガード(マウスピース)の作成は、ぜひ「みろ歯科」にお任せ下さい!
福岡歯科大学で開催された日本スポーツ歯科医学会に参加し、「キックボクシング愛好家へ矯正歯科治療後にマウスガードを装着した症例」の発表を行い、学会誌への掲載と、認定証を頂きました。
スポーツマウスガード(マウスピース)の作成は、ぜひ「みろ歯科」にお任せ下さい!
プロスポーツチームと提携しています
2024年5月から、プロ野球の「日本ハムファイターズ」、Jリーグの「コンサドーレ札幌」等のプロスポーツチームと提携している歯科技工所へ業務委託を開始しました。
スポーツマウスガード作製の流れ
スポーツマウスガードは、大きな虫歯などの問題がなければ、2回のご来院でお渡しできます。
お気軽にご相談ください。ご来院の際は、お手数ですが事前にご予約ください。
1.初診時(カウンセリング、診査、歯型とり)
・スポーツマウスガードについて、わかりやすくご説明いたします。些細なご質問も、どうぞご遠慮なくしてください。
スポーツマウスガードを作製するかどうかは話を聞いてから決めたいという方も、お気軽にご活用ください。
お手数ですが、ご来院の際はご予約ください。
・お口の中を診査し、かみ合わせ、虫歯や歯周病の有無や状態、あごの関節(顎関節)の状態などを調べます。
・大きな虫歯がある場合は、スポーツマウスガードは原則として作製できません。虫歯の治療を終えてからスポーツマウスガードを作製します。
・スポーツマウスガード作製のため、歯の型をとります。スポーツマウスガードの種類、色をお選びいただきます。
2.マウスガードのお渡し
☆アフターケア
・スポーツマウスガードを使用し続けると、だんだん擦り減ってきます。
古くなったものは、新しいものに交換してください。
・スポーツ選手にとって、かみ合わせは大切なものです。歯がないとくいしばることができず、力が入りません。虫歯や歯周病の治療・予防処置を併せておこなわれることをおすすめします。
スポーツマウスガード価格 | ・ノーマルカラー15.000円+税 ・マーブルカラー 25.000円+税 |
納期 | 約2週間後にお渡し |
みろ歯科・宇都宮歯科診療所を
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