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歯磨き粉について

こんにちは。
宇都宮市みろ歯科、歯科衛生士の伊藤です。
先日大阪と京都へ旅行に行ってきました。
京都では清水寺やインスタ映えすると言って人気の八坂庚申堂などに行ってきました。
京都に行ったのは修学旅行以来だったので、大人になってから行くとまた違った魅力がありとても良かったです!
大阪ではずっと行きたかったUSJに行ってきました。
ハリーポッターのエリアは本当に映画の中に来たようですごかったです。
アトラクションもとても楽しかったです。
大阪の街では串カツやお好み焼きやたこ焼きなどたくさん食べました。
どれもとても美味しいかったです。
また行ってみたいなと思います。
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前回のブログでは虫歯についてお話ししましたが、今回は虫歯予防にもなるフッ素入りの歯磨き粉についてお話しします。
2017年3月17日、1500ppmを上限とする高濃度フッ化物を配合した薬用歯磨剤が厚生労働省から医薬部外品として承認されました。
これまでは1000ppmまでのものしか手に入りませんでした。
しかし、今ではドラッグストアや歯科医院で1000〜1500ppmのフッ化物配合歯磨剤が購入できるようになりました。
そもそもppmとはなんでしょう?
「ppm」は、100万分率を意味する割合の単位記号です。
主に微量物質の濃度を表すときに使います。
今回新たに承認されたのは、1000〜1500ppmのフッ化物を歯磨き粉に配合することです。
虫歯予防に期待大!
フッ化物が歯に作用すると、
・歯のエナメル質を構成するハイドロキシアパタイトの結晶性を改善する、
・フルオロアパタイトを生成しエナメル質の歯質を強化する、
・唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンとともに脱灰部分の再石灰化を促進する、
などの効果があります。
歯磨き粉のフッ化物濃度が1000ppmから1500ppmに上がると、虫歯予防効果があがることがわかるデータがあります。
虫歯予防効果が6%アップ!
WHOのテクニカルレポートでは、1000ppmを超える濃度のフッ化物配合歯磨き粉では、濃度500ppm上昇するごとに6%効果が上昇すると述べられています。
使用する際の注意
・6歳未満の子どもへの使用は避ける
フッ化物を摂りすぎると急性毒性と慢性毒性が起こります。
1000ppmを超える歯磨き粉は、従来にない高濃度のフッ化物を有するため、
①6歳未満の子どもには使用を控える、
②6歳未満の子どもの手の届かないところに保管する、
③フッ化物のフッ素としての配合濃度を直接の容器等に記載すること、
などがさだめられています。
急性中毒の症状は、体重1kgあたり2mgF以上摂取すると発現し、体重1kgあたり45mgF以上摂取すると死に至ると言われています。
ただし、虫歯予防として日常的に使う分には、危険性はありません。
むしろ注意すべきものは、「歯のフッ素症」と「骨フッ素症」といった慢性中毒です。「歯のフッ素症」はフッ化物が原因の斑状歯(石灰化異常、主に石灰化不全)です。
海外では、エナメル質の形成期の小児が、フッ化物濃度1.5ppm以上の飲料水を比較的長期にわたり摂取することやフッ化物全身応用がなされている地域でフッ化物配合歯磨剤を使用することによって斑状歯が現れることが多く指摘され、問題視されてきたのです。
そのため、WHOなどでは、6歳未満の子どもに対するフッ化物配合歯磨剤の使用に制限を設けています。
日本では、フッ化物全身応用を行なっていないため、正しい量を使っている限り心配はありません。
・対象は基本的に15歳以上のう蝕リスクの高い人
高濃度フッ化物配合歯磨剤の対象年齢は、基本的に15歳以上です。
特にオススメしたいのは、虫歯を治してある歯が多い、唾液が少ないなどのう蝕リスクが高い方です。
・男性より女性に
女性は、あらゆる年齢において唾液の分泌量が男性に比べて優位に低く、また唾液の口の中を酸性から中性に戻す力も男性より低いのです。
つまり、女性は生まれながらにして虫歯になりやすいことがわかります。
さらに、歯のエナメル質の硬度も女性は男性より低いというデータもあります。
ですから、自力での歯質強化に加えて、高濃度フッ化物配合歯磨剤の力を借りて、エナメル質を再石灰化して歯質を強化する必要があります。
・磨きすぎなどによる歯の根の露出と知覚過敏が気になる若い人
予防に熱心なあまり、硬い歯ブラシで力強く磨くことで、歯茎が下がって極度の知覚過敏を訴える大学生や高校生が多くなっています。
エナメル質が削れて象牙質が露出して、しみるなどの症状がある場合に高濃度フッ化物配合歯磨剤をお勧めします。
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