私自身のインビザラインの経過について

こんにちは。 栃木県宇都宮市みろ歯科の歯科助手の手塚です。

前回、前々回と親知らずの抜歯について説明していきましたが、今回はその前に書いていた話に戻り、インビザラインのお話をしていこうと思います。

前回、インビザラインのお話をした時から少し時間が経ってしまったので、まずは私がインビザラインをどのように進めてきたかについてお話していきます。

 

2020年11月 インビザラインのスキャニングをする。スキャニング後、左側上下4番の歯、右側上下5番の歯、右上親知らずの抜歯。

2021年2月 マウスピースが届き、アタッチメントを歯に付け、矯正開始。(私は少し時間がかかってしましましたが、通常はスキャニング後約2ヶ月程でマウスピースが届きます)

2021年8月 最初に作成したマウスピースの適合が悪くなってしまったため、再スキャニング。新しいマウスピースが届き、矯正再開。

2022月5月~6月 マウスピースの適合が悪くなってしまったため、再スキャニング。新しいマウスピースが届き、矯正再開。

2023年2月  マウスピースの適合が悪くなってしまったため、再スキャニング。新しいマウスピースが届き、矯正再開。

 

という流れで進んでいます。

今までの経過を詳しく見たい方は、今までのブログをご覧ください。

 

そして現在、2023年2月に再製したマウスピース98枚中の12枚目を装着しています。

基本的にマウスピース1枚を1週間で交換していくのですが、私は寝る時に装着すると気持ちが悪くなってしまい、眠れないため、1枚を2~3週間装着することもあり、期間が延びてしまっています。

 

現在の私の歯の動きとしては、右上の7番の遠心移動(右上の1番奥の歯を更に奥に動かす)をしています。初診時の位置と比べると手前の歯との間に大きな隙間ができているのがわかると思います。

この奥歯の遠心移動ですが、マウスピース矯正だとマウスピースをはめることだけで奥に移動させることができますが、ワイヤー矯正では少し難しい処置になり、ワイヤー矯正で臼歯遠心移動をさせたい場合、歯肉に小さなネジのようなもの(アンカースクリュー)をつけ、そこに顎間ゴムをかけてその力を利用して臼歯の遠心移動をさせるという方法になります。

アンカースクリューは小さなインプラントのようなもので、外科処置が必要になるため、難しい処置になります。

矯正を考えている患者様で、顎が小さく臼歯の遠心移動が必要な矯正治療が必要な方は、矯正治療をはじめる前に、どんな治療方法で進めていくのかを先生にしっかり確認することをおすすめします。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。