予防歯科とは

こんにちは!宇都宮市のみろ歯科の歯科衛生士、中村です。

コロナの第3派が懸念されていますが、もう一年経とうとしています。
今年は皆さんはどんな一年でしたか?
毎年旅行行ってた方は特に、自宅にいる時間が長くて体が疼いてるかと思いますが、その中で『大人虫歯』『コロナ虫歯』が流行っていること、ご存知ですか??

ご存知ある方もない方も、虫歯や、口、歯の病気が間近であることをお忘れないようにしてくださればと思います(^^)

当院では院内環境整備を実施しており、院内機械も色々変えたり導入していますが、先日院内セミナーとして口腔内カメラの使い方とインビザライン矯正の読み込み機械『アイテロ』の実習を行いました。

コロナだから歯医者に行けない、もし自分がかかっていて、歯医者で移したら申し訳なくて検診に来れなかったと最近よく聞きますが、当院では院内感染予防もしっかりしております。

毎日スタッフ全員の検温も消毒もしてますので、安心していらしてください(^^)

さて、時期的に乾燥が気になり、歯の着色も付きやすくなる季節になりました。

私自身、サントリーの伊右衛門を最近よく飲んでいますが、お茶を飲むことで着色もつくし、1日ペットボトルで数本飲む日もありますが、そもそもお茶って本当に体にいいのか?と疑問があったのでお話しさせていただきます。

☆通常量飲む程度であれば安全であると思われますが、濃縮物としての高濃度カテキンの摂取は注意が必要です。

ということです。

緑茶の注目される栄養素はカテキンで、お茶の渋み成分でありポリフェノールの一種です。

「抗酸化作用がある」「コレステロールが低下する」「抗菌作用がある」なとどと言われており、体に良いイメージがあります。

有効性や安全性について研究をいくつか紹介します。

カテキンを約200mg含む飲料を1日2本12週間摂取したところ、男性では8週目以降より血清総コレステロール値が低下したという報告があります。

一方、軽度高コレステロール血症患者がカテキン150mgを含むカプセルを11週間摂取しても血清総コレステロールおよびLDLコレステロール値に改善はみられなかったとの報告もあります。

このほかにも、がんや肥満に対するカテキンの効果を検証した報告は多数ありますが、現時点では有効性があるとする報告とないとする報告の両方が存在しており、ヒトにおける安全性や有効性ははっきりとしていないようです。

どの程度の緑茶の摂取が安全かについては、調べた限りでは見当たりませんでしたが、自分で抽出した緑茶を通常量飲む程度なら安全であると思われます。

しかし、高濃度のカテキン含有緑茶抽出物を摂取することで健康障害を起こしたという報告や、その他にもカテキンを含有したハーブサプリメントによる肝障害の報告などがあり、サプリメントなどの濃縮物としてのカテキンの摂取は注意が必要でしょう。

ただし、カテキンを関与成分とする製品のなかには「コレステロールが気になる方に適する」「体脂肪が気になる方に適する」などの表示ができる「特定保健用食品(トクホ)」が許可されているものがあります。トクホとは、有効性、安全性などの科学的根拠を示して、国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた食品です。

過信は禁物ですが、トクホの表示商品はためしてもよいのかもしれません。

そして、人によって歯医者に通院する目的はそれぞれかと思いますが、これからの歯科業界としても、みろ歯科の方針としても、歯の治療ではなく、予防として通っていただけるよう今後とも努めていますのでよろしくお願いいたします( ^ω^ )