前回の続きの加熱式タバコと紙タバコについて

こんにちは!宇都宮みろ歯科、歯科衛生士の岸本です。

先日は私の誕生日でした!土曜日で出勤していたのでお昼はスタッフにお祝いしてもらいました。

院長ケーキご馳走様でした。

みなさんGWは自宅でなにをして過ごしていましたか?
私は見たかった映画やドラマを見たり、料理をして過ごしました^ ^

特に大活躍だったのがお好み焼きを焼くために買っておいたプレートです!
なかなかタイミングが出せずに使えなかったのですが、時間もあったので使ってみたら美味しくできて綺麗に掃除もできてよかったです!
今後は色々料理で使えそうなのでお好み焼き以外もプレートで作ろうと思います♩

また、GW中にハマったドラマで皆さんにおすすめの作品があります。
コンフィデンスマンJPです!
(話題の東出さんも出演しています)
内容をざっくり説明すると、悪い金を稼いでいる人達から次々とお金を巻き取っていく話です。長澤まさみさん演じるダー子がかなり面白くて大好きなキャラです。
時間がある方はぜひ見てください^ ^

さて、前回の続きの加熱式タバコと紙タバコについて続きを説明していきます。

③有害性成分の低減=有害性の低減ではない
どういうことかというと…
加熱式タバコのパンフレットでは、有害性成分の量に関して、紙巻きタバコと比べ「約90%低減」と謳われています。しかし、よく見るとこれは、健康に及ぼす悪影響が小さくなる(リスクが減る)ことを意味するものではないことが、各製品のパンフレットにも記載されています。
詳しく説明すると、従来の紙巻きタバコの有害性は強大です。
加熱式タバコのエアロゾルと紙巻きタバコの煙に含まれる主な成分を比較した報告によるとらそれぞれ紙巻きタバコに比べ含有量は低減されたこと、さらに、主流煙に含まれるタールなどの成分も減っていることがわかっています。しかし、元来、紙巻きタバコの有害性はかなり強く、環境汚染物質の基準と比べても数十倍〜100倍以上です。各メーカーが主張するように、加熱式タバコの有害物質が1/10になっているとしても、環境基準を安全にクリアできるレベルにさえなっていないのです。

④口腔内やからだへの影響は紙巻きタバコと同程度と考えられる

加熱式タバコの中にも呼吸器や心血管系の障害、胎児の発育や脳への発達障害を引き起こす物質が含まれています。成分が減っても、環境基準を安全にクリアできるレベルにはなっていません。
加熱式タバコが広く普及するようになってからまだ日が浅いこともあり、加熱式タバコに起因する健康障害に関する長期のデータや口腔疾患、口腔がんや歯周病に関するデータは揃っていません。しかし、虚血性心疾患のリスクは、紙巻きタバコの数本数が少なくても、受動喫煙であっても急激に上がり、喫煙に容量的なリスク低減効果のないことが分かっています。すなわち、たとえ有害物質が少なくなっていても、健康へのリスクが下がるわけではないのです。

このように、一見体に悪くないイメージを持たれがちな加熱式タバコですが、実際は健康に影響を与えるものです。
正しい知識を持って選択していきましょう。