スポーツマウスガードの取り扱い方法について

マウスガードの取り扱い方法について 臭いが気になるときは、使用前に洗口液(リステリン、モンダミンなど)を布やティッシュにつけて、マウスガードを拭くと臭いが消えます。 外れないようにするために、マウスガードをガムのようにかまれる方がいます(特にスポーツ用品店で購入したマウスガードを使用している方に多くみられます)。ガムのようにかむと、マウスガードが痛みますので、避けてください。 使用後は水でよく洗っ […]

スポーツドリンクに要注意

1歳で生えている歯全てが虫歯になってしまったAちゃん 1歳になったばかりのAちゃんは、風邪を引いて病院に行きました。病院では脱水症状を防ぐためにスポーツドリンクをすすめられ、それ以来お母さんはスポーツドリンクを体にいいものだと思って、水代わりに飲ませていました。1ヶ月ほどたったある日、お母さんはAちゃんの歯全てが以前よりも白くなっていることに気付きました。全ての歯が虫歯になっていたのです。 風邪を […]

サホライド

虫歯の進行止めのお薬(サホライド)とは 虫歯の進行止めのお薬は、商品名を「サホライド」といいます。成分はフッ化ジアンミン銀です。簡単にいいますと、フッ素と銀が入っています。 このうち、虫歯になったところに銀が吸着して、虫歯の進行を止めます。銀が虫歯にくっついて酸化するので、虫歯だった部分が黒くなります。昔から健康保険に適用されている治療法です。 虫歯の進行止めのお薬(サホライド)を塗った方へ 虫歯 […]

キシリトールの選び方と食べ方

そもそもキシリトールって何ですか? キシリトールとは、シラカバやカシなどの木や植物からつくられる甘味料です。栄養的には、「糖アルコール」と呼ばれる炭水化物の一種です。砂糖と同じくらいの甘味がありますが、キシリトールのカロリーは約3kcal/gと、約4kcal/gの砂糖と比べて少なめです。 キシリトールのすごい力! キシリトールには次のような虫歯の予防効果があります。 その1 虫歯のもとになる歯垢( […]

むし歯菌の母子感染

大切なお子さんを虫歯から守るために 虫歯の原因であるミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。 ミュータンス菌は、歯のような硬いところにしか住めないので、歯が生えていなければ生きていけないのです。 ところが、生後19ヵ月(1歳7ヶ月)から31ヵ月(2歳7ヶ月)までの時期に感染し、定着します。主にお母さんの唾液の中のミュータンス菌が、食事中のスプーンの共有などによってお子さんに […]

むし歯菌が感染するって

むし歯が感染するってどういうこと? どのように感染するの? ・むし歯の発生には、むし歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌の口腔内への定着(感染)が大きく関与しています。 ・ミュータンスレンサ球菌の定着時期は、歯の生え始めと共に開始され、11~36ヶ月(平均2歳)に集中し、乳歯の奥歯が生えてくるのと共に、急激に感染しやすくなります。 ・お母さんの唾液中のミュータンスレンサ球菌が多いと、お子さんへ伝 […]

こどもの歯磨き粉の選び方

フッ素入りの歯磨き粉を選びましょう 歯磨き粉は、フッ素入りを選ばれることをおすすめします。歯磨き粉の成分表示に、モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)、フッ化ナトリウム、フッ化第一スズと表示のあるものがフッ素です。フッ素の濃度が低くなければ、どのフッ素でも効果は同じです。 フッ素は、市販されている子供用歯磨き粉のほとんどに含まれており、一定の虫歯予防効果があります。 フッ素の種類 特徴 主な製品 […]

こどもの歯とおとなの歯(歯の生えかわり)

子どもの歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)へのはえかわりは、6才ごろからはじまります。 はえかわりの時期や順序には個人差があるので、1~2年前後のズレは問題ありませんが、ご心配な点がある場合、保護者の方に詳しくご説明をしています。お気軽にご相談ください。 大人の歯(永久歯)と子どもの歯(乳歯)とはいろいろな点で違いがあります。 本数は永久歯が28~32本、乳歯は20本、色は乳歯の方が白っぽいことが多 […]

保護者の方からよくある質問 Q&A

Q、ハミガキを嫌がるのですが、どうしたらよいでしょうか? ハミガキを嫌がるようになったきっかけを考えてみましょう。何か思い当たることはないでしょうか?嫌がるときに無理やり押さえつけて歯磨きをすると、余計な力が入って子どもは痛がり、ますます嫌がるようになります。その子どもに合ったブラッシングについて考えていきましょう。 ブラッシングは習慣づけなので、けっして嫌なものであってはいけません。むしろ「楽し […]

無切開手術(フラップレス)インプラント

無切開手術(フラップレス)によるインプラントとは、インプラント埋入手術の際に、歯肉を切らずにインプラントを埋入する治療法です。インプラント治療に伴う痛みや腫れを軽減し、治療期間を短縮することができます。 無切開手術によるインプラントの治療方法 手術前にCT撮影とコンピュータガイドシステムにより、精密な診査をおこないます。 診査後、インプラントを埋入するための手術ガイドを作製します。 手術時は歯肉に […]