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ミロ歯科公式ブログ
2026.6.10
キシリトールとフッ素の違いとは?虫歯予防に大切なのはどっち?
キシリトールとフッ素、どっちが虫歯予防にいいの?
「キシリトールとフッ素、どっちが虫歯予防にいいのですか?」と患者様からご質問をいただくことがあります。
ガムや歯みがき粉などでよく目にする成分なので、気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、キシリトールとフッ素は「どちらが優れている」というものではなく、それぞれ役割の違う虫歯予防成分です。
今回は、それぞれの特徴についてご紹介します。
フッ素(フッ化物)の働きについて
歯の再石灰化を促す働き
食事をすると、お口の中は酸性に傾き、歯の表面からカルシウムなどのミネラルが溶け出します。
しかし、フッ素には、溶け出したミネラルを再び歯に戻す「再石灰化」を促す働きがあります。
初期の虫歯であれば、歯の修復を助ける効果も期待できます。
歯を酸に強くする働き
フッ素が歯に取り込まれることで、歯の表面が酸に溶けにくい強い状態になります。
虫歯菌は糖をエサにして酸を作りますが、フッ素によって歯がダメージを受けにくくなるため、虫歯予防につながります。
虫歯菌の働きを弱める作用
フッ素には、虫歯菌が酸を作る働きを抑える作用もあります。
そのため、虫歯の進行を防ぐ効果が期待できます。
このように、フッ素は歯そのものを守る働きがあるため、毎日の虫歯予防の基本となる成分です。
キシリトールの働きについて
虫歯菌が酸を作りにくい甘味料
キシリトールは甘味料の一種で、虫歯菌がエサとして利用しにくいという特徴があります。
通常の砂糖(ショ糖)やブドウ糖などは、虫歯菌が分解して酸を作りますが、キシリトールからは酸がほとんど作られません。
そのため、虫歯の原因になりにくい甘味料として知られています。
虫歯予防のサポートとして役立ちます
キシリトールには、虫歯菌の活動を弱めたり、歯垢(プラーク)がつきにくくなるのを助けたりする働きがあると言われています。
そのため、ガムやタブレットとして食後に取り入れることで、虫歯予防のサポートになります。
実際に、間食が多い方や、お仕事中に甘いものを口にする機会が多い方では、キシリトールガムを上手に活用されているケースもあります。
ただし、キシリトールにはフッ素のように歯を直接強くする作用はありません。
そのため、キシリトールだけで虫歯を防ぐのではなく、フッ素と組み合わせて使うことが大切です。
虫歯予防で大切なのは「組み合わせ」です
毎日の歯みがきが基本になります
虫歯予防の基本は、「フッ素入り歯みがき粉でしっかり歯みがきをすること」です。
そのうえで、食後や間食のあとにキシリトールガムやタブレットを取り入れることで、より効果的な虫歯予防につながります。
フッ素とキシリトールは、どちらか一方を選ぶものではなく、それぞれ役割の違う虫歯予防のサポート成分です。
毎日のケアに上手に取り入れて、虫歯になりにくいお口の環境を作っていきましょう。
予防歯科について
みろ歯科では、虫歯や歯周病を防ぐための予防歯科にも力を入れています。
定期検診やクリーニングについては、予防歯科ページもご覧ください。
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執筆
みろ歯科宇都宮歯科診療所
歯科技工士 西澤真有
監修
みろ歯科 院長 彌勒寺寛之

