コロナ禍で広がる口腔トラブル

こんにちは。宇都宮市みろ歯科 、歯科衛生士の飛田です。

だんだん寒くなってきたので、風邪などひきやすい季節です。暖かくして感染予防に努めましょう。

今回はコロナ禍で広がる口腔トラブルについてお話ししたいと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大で歯科への受診を控えている方はいますか?

生活の変化や、マスク着用が歯に与える影響は色々あります。

①間食の増加や受診控えで虫歯悪化
自宅で過ごす時間が長くなり、お菓子を食べたり甘いものを飲んだりする機会が増加しています。また、感染への不安から歯科受診を控える人もみられ、その結果、虫歯や歯周病が悪化しているケースが増えているといいます。
日本歯科医師会が歯科医療に関する意識調査を実施しました。コロナ禍での生活変化に関しては、多くの人が運動量の減少、体重や間食の増加を訴えています。

②ストレスからくる歯痛
日本口腔保健協会は、コロナ禍のストレスが口の中にも影響を及ぼすと指摘しています。歯ぎしりやくいしばりなどを助長するとのことです。

③マスクが口腔トラブルの原因になる
マスクの着用は、口を動かす機会が減ることに加え、口呼吸が増えることも指摘され、唾液の分泌量が減る傾向にあります。口内細菌が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。口臭の原因になることもあるそうです。
サラサラの唾液はリラックスしている時に分泌されます。ゆっくりよく噛んで食事をしたり、ガムを噛んだり、唾液腺をマッサージするのが効果的です。

唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺を刺激するようにマッサージしましょう。

ストレスや緊張で口の渇きや粘つきを感じた時にもマッサージは効果的です。食べるときは一口30回を目安に噛むと効果的です。

これまでに歯科治療を通じて患者様に新型コロナウイルスが感染したという例はないということです。

急に歯が痛いとか、歯が揺れているとか、虫歯に限らず歯周病の状態が進行しているという場合もあります。

検診であっても一人一人状況は異なります。受診が必要なケースもあるので、自己判断はせずかかりつけの歯科医と相談していただくと良いと思います。

みろ歯科では新型コロナ対策として検温、消毒や手洗い、換気の徹底、を行なっております。
これからもみなさまに安心して通っていただけるように対策しておりますので、ご連絡お待ちしております。