スタッフに伝えたい 歯科治療の感染リスクは本当に高い?

こんにちは!宇都宮市のみろ歯科の歯科衛生士、中村です。

みなさん、いかがお過ごしですか?
コロナが落ち着いたら旅行に行きたいなと思い早半年が過ぎようとしています。

go toキャンペーンも、そもそも何者かわからないまま終わりそうな気もしますが、遊べるようになるまで各々が自粛して感染防止に努めましょう!

そんな中、みろ歯科では院長がスタッフ全員に診療を頑張ったご褒美にグレートの焼肉弁当をプレゼントしてくれました(^^)!
お弁当は三種類から選べたので私はこちらを選択しました!

特製サーロイン弁当です!!!わお!!!
お値段もさる事ながら、味と見た目のインパクトがありすぎてお昼から豪勢なお食事会へと変貌し、その日もハッピーに過ごすことができました(o^^o)
院長、ごちそうさまでした!!
また、お願いします(^^)笑

コロナといえば、歯科雑誌を読んでて気になる項目があったので紹介します。

題名は、
スタッフに伝えたい 歯科治療の感染リスクは本当に高い?  です。

この雑誌は今月号のものなので最新の情報になります。

ここからが記事の引用となります。

歯科医療従事者は感染リスクが高い?

投資家向けのコンテンツ配信を手がける米「visual capitalist」が、新型コロナで感染リスクが高い職業の予測を発表。1位は歯科衛生士、2位は呼吸療法技師、3位は歯科助手、4位は歯科医師と、歯科医療従事者が軒並み上位にランクインしています。

このランキングは「他の人との接触」「物理的近接方」「病気と感染症への暴露」という3つの観点からリスクを算出したもので、医療機関で日頃から感染予防対策が徹底されていることへの評価はないようです。

米『ニューヨーク・タイムズ』も3月に同様の予測を掲載し、日本のテレビ番組などても取り上げられたことで、現場は患者さんの受信控えが起きただけでなく、「感染が怖い」という理由でスタッフが退職したり、アシストをきょひしありという問題も発生しています。

8月4日時点で、日本では歯科治療が原因と確定した感染の報告はまだありません。歯科治療が感染リスクが高いというのは、風評被害ともいえるのではないでしょうか。

〜アメリカと日本の違いも?!〜
ウイルスの拡散要因とされる唾液に目を向けると、

・治療前のうがいはスタッフへの感染抑制
・治療後のうがいは患者さん自身の感染抑制

につながることも留意する必要があるでしょう。
読者からアメリカと日本の歯科医院のリスクに差があることを示唆する興味深いメールが届いたので、ご紹介します。

以前、大手自動車メーカーの複数のアメリカ駐在員から、「歯科治療で口をゆすげない。コップがないのでぶくぶくできない。アシスタントに聞いたら、バキュームで吸うから大丈夫と言われ、治療後すぐ水を買ってブクブクしまくった」と聞きました。
そのことをアメリカ東海岸に10年在住して帰国した40代の主婦の患者さんに話したところ、「アメリカでは歯科治療で口をゆすがないのは当たり前」とのこと。
「口にたまった水などはどうするのか?」と聞くと、「アメリカ人はそのまま飲んでいる。彼らはほれが普通だと考えている。もちろん、ちゃわとうがいができるところもある。西海岸はアジア系が多く、そちらはうがいができる」とのことでした。

アメリカでうがいがないのが当たり前という事実がにわかに信じがたく、アメリカで仕事をしていた先生方に話を伺いました。

①「うがいなし」は普通
歯科ユニットの水が汚いという理由でもありますが、1番はスピットンがあると、患者が衝動的にうがいしようと起き上がったりするからかと。

②スピットンはオプション
アメリカ全土の歯科医院に配布されているヘンリーシャインの2007年のパンフレットを見ると、スピットンがオプションになっているユニットが多いです。一方でコンクールなどの洗口剤もたくさん掲載されているので、全ての医院でうがいの習慣がないわけではないと思う。

③うがい以前の問題?!
アメリカ人の中には手も洗わず、お風呂やシャワーの習慣もない人が多くいます。食事もマフィン、ハンバーガー、ポテト、ピザ、サンドイッチと、素手で食べる食べ物ばかり。感染が拡大しているのもうなずけます。

だ、そうです。
唾液のリスクを認識しつつ、基本的に歯科治療でうがいをしないアメリカと、日本とでは感染リスクに差があるのかもしれません。

歯科医療従事者と患者さんの双方がうがいによって守られている可能性を考えると、うがいのタイミングや洗口剤について、一考の余地があるのではないでしょうか。

というものでした。
※サクションとは、水や唾液を吸う機械
※スピットンとは、うがいをする場所、水を吐き出す場所
※歯科ユニットとは、治療を受ける診療椅子

日本は小さい国ながらも感染予防対策では一歩先をいってるといってもいいかもしれません。

当院では、以前から治療前のうがいは徹底していましたが、四月から経済産業省で有効と発表されたうがい薬でまずうがいをしていただいています。

一手間があるのとないのとでは感染リスクに差がでることもさることながら、アメリカでは治療でうがいをしないという真実に驚きました!
少しでも水が残ったら不快なのに、虫歯を削った水が口に溜まったままで治療後出かけるの?とか、色々考えることは多いですが、この記事にある、歯科ユニットの水が汚いと書いていましたが、当院では除菌水を用いているので飲用しても構いません。そういうところも文化の違いかもしれませんが、日本がいかに清潔かが滲み出る記事でした。

今後も感染対策はきちんとし、日々の診療に努めたいと思います!

あと、みろ歯科では受付前に検体と消毒も行なっています。もちろん患者さんだけでなくスタッフも毎日測定していますので、安心していらしてください。