誤嚥性肺炎を予防する簡単な体操

こんにちは。

宇都宮市みろ歯科の清野です。
梅雨が明け、一気に猛暑を通り越し酷暑が続いていますね。
私は自転車通勤なので日除け対策に帽子・アームカバー・首にタオルという3点セットに加え今年はマスクもプラスですので本当に暑い!!
口を開ければ『暑い~』しか出てきません。
熱中症に気をつけ今年の夏も乗り切りたいと思っています。
さて、前回の私のブログの続きです。
嚥下障害(飲み込んだ食べ物や飲み物が食道ではなく、気道に入り込んでしまう状態)による誤嚥性肺炎を予防する簡単な体操をいくつかお伝えしようと思います。
①口とあごの運動
⑴「あー」と発声しながら、大きく口を開く
⑵「うー」と発声しながら、唇を前に突き出す
⑶「いー」と発声しながら、口角を横に引く
⑷再度、「うー」と発声しながら、唇を前に突き出す

これを4回繰り返します。

②頬の運動
⑴頬を膨らませたり、へこませたりするのを4回連続で行う
⑵頬を右・左と交互に膨らませるのを2回連続で行う
③舌の運動
⑴舌を上・下と交互に2回動かす
⑵舌を右・左と交互に2回動かす

下唇や上唇、左右の口角に舌をつけるイメージで行いましょう

④発声練習
⑴「ぱぱぱぱ」「たたたた」「かかかか」「らららら」の発生を2セット行う
⑵「ぱたぱたぱたぱた」「からからからから」と組み合わせた発声を2セット行う
⑤大笑いする大きな口を開けて、「わははは」と大きな声で3回笑いましょう!
体操をすることでお食事時の唾液腺量もアップし、食塊(唾液と食べ物を塊にし飲み込みやすくする)を作りやすくします。
そのためむせ防止にもなります。
お手軽に表情筋や口輪筋を鍛えるパタカラという器具はご存知でしょうか?
本来は嚥下訓練のために作られた物ですが、近年はほうれい線防止やリフトアップのために美意識の高い女性がお使いにもなっているんですよ。
嚥下訓練と若々しさを保てて一石二鳥といったところでしょうか。
もちろんアラフォーの私も使用しております!