桜餅

こんにちは!
宇都宮市みろ歯科の歯科衛生士、中村です。

春ですね〜桜が満開ですね!
みろ歯科の向かいの城址公園も、桜が見頃でこんなご時世ですが見にきてる方もたくさんいらっしゃいました。
花見も自粛なんて、桜も可哀想ですよね…

当院の毎週変わる生花も、桜が入ってました♩

うちの桜は室内が常に一定の温度なので届いた日から咲き始めていました。
チューリップもトルコキキョウもピンクで可愛らしいですね(^O^)!

桜と言えばお花見ですが、桜餅ってみなさん食べますか??

先日患者様から高林堂の桜餅をいただいたのですが、そもそも桜餅の葉っぱを食べるのか外すものなのか、桜餅って二種類あるけどどっちが正解なのか、など物議があったので調べてみました。

まず、桜餅には関東風と関西風の二つがあり、上の写真の左側が関西風で『道明寺』、右側が関東風で『長命寺』と呼ぶそうです!!

どっちも桜餅ですが名前があったんです。
みなさんのお馴染みはどちらでしたか?
ちなみに、場所によっては二種類ある場所もあるようです。

少し古い情報ですが、見ての通り圧倒的に道明寺の方が多いですね!

私の地元では道明寺しか見たことがなくて先日長命寺を見たときは桜餅とは思いませんでしたが、また一つ勉強になりました(^O^)

ちなみに葉っぱは色んな見解があるようですが、美味しく食べられればどちらでもいいそうです。

最近茶道の勉強もしていてお菓子にも興味が湧いているのでこれを機に色々学んでいこうと思います。

持ってきていただいた患者様、ありがとうございました(o^^o)

食べ物の話の後は歯磨きの話をしていきます。

ここでクイズです。
歯垢1グラムとウンチ1グラムでは、どちらの方がミュータンス菌の数が多いでしょうか??

答えは歯垢です。
実は歯垢のほうが多いんです!
どれくらいミュータンス菌がいるかというと、なんと100000000000匹!よく分からない数字ですが、気持ち悪いくらい菌がいるってことだけはすぐ想像できますよね。

ヒトのウンチは消化されない食物繊維も含んでいるということもあり、歯垢のほうが約3倍多いようです。

では、どうして歯垢の中にこれだけたくさんのミュータンス菌がいるのでしょうか。
ミュータンス菌の特徴として、砂糖(ショ糖)を栄養源にネバネバ物質である『グルカン』を作り出すことが挙げられます。このグルカンがあるため、歯垢の中で多量の細菌同士がくっつき合うのです。

ところで、スポーツドリンクや炭酸飲料を飲むと、その瞬間に歯の表面は酸により溶かされています。通常は唾液中のカルシウムがすぐに沈着することで歯面が修復されるので、かんたんには虫歯になりません。しかし、歯垢があると、この修復作用がはたらきません。歯垢の中のグルカンは歯にくっつくので、歯垢の下に位置する歯の表面では、多量のミュータンス菌の酸によって持続的にはが溶かされ、虫歯になります。

なので、先ほどのクイズの説明を正確に直すと、

口の中のミュータンス菌(虫歯菌)が、砂糖を食べて歯垢を作り出すとともに酸を出します。この酸によって、持続的に歯が溶かされて穴が開いて虫歯ができます。

となります。

だ      か      ら、

歯を磨くんです!
歯を磨いてるのと磨けているのとはまた異なるので、自分の磨き方に自信がない方は一度歯医者を受診されてみてはいかがでしょうか??

みろ歯科では、自分の歯垢を顕微鏡で拡大して観察することができます。

私も初めて見たときはすぐにでも歯を磨きたい衝動にかられました。

みなさんとこの気持ちを共有したいのでぜひいらしてくださいね♩