こんにちは!宇都宮みろ歯科、歯科衛生士の岸本です^ ^
最近また寒い日が続きますね、体調など崩されていませんか?
私はこの間、長年行けていなかったスケートに行ってきました!
地元にいる時は行っていましたが、宇都宮に来てからは全く行けてなかったので久々にリフレッシュできて楽しかったです♩
ただ、最初は全く滑れなくて焦りました〜
久しぶりにやることって体が思い出すまで、もどかしい気持ちになりますねʅ(◞‿◟)ʃ
幸い屋外で午後からだったので、人もあまりおらずゆっくりペースを取り戻して楽しむことができました^ ^
また、昨年の暮れからゴルフを始めました!
年明けに初コースを経験し、週一で打ちっ放しに通っています。
次は2月にコースに出る予定ですが、なかなか上達せずに焦っています…。が、練習あるのみだと思うので、焦らず頑張ります。
ゴルフを始めてよかった点が、肩こり解消です!
仕事を始めてからひどい肩こりに悩まされていましたが、ゴルフを始めてからは整骨院にも通わずに仕事ができるようになりました(T_T)嬉しい
新しいことを始めたり趣味を再開したりするのはタイミングが重要ですが、これからは何事も頭で考えるだけでなく出来るだけチャレンジしていこうと思いました。思いもしなかった影響があるのだなと身をもって実感したからです。
みなさんも、クリーニング時にお勧めされたお口のケアでやっていないことなどあれば始めてみてはいかがでしょう?
もしかしたら思いもしなかった影響があるかも知れません^_^
さて、話は変わりますが…皆さんは歯周病は口の中だけの話だと思っていませんか?
実は歯周病は全身の健康にも影響を及ぼしているのです!
歯周病は、30〜50代では80% 60代では90%が歯周病です。
歯周病は歯が抜けるだけの病気ではありません。全身の健康に影響を及ぼす病気。そして、中高年の80%は歯周病と言われています。
歯周病が後期まで進行し、歯がぐらぐらしてくる状態になると、歯周ポケットからは細菌や膿が絶えず出てきます。物を食べたとき、歯周病菌そのもの、あるいはその炎症で生まれた有害物質と一緒になって体内に入り込みます、やがて血流に乗って全身に運ばれ、いろいろな病気が引き起こされることになります。
食べ物を食べるだけで、菌や有害物質を全身に送り込んでいると考えるとゾッとしますよね…
今日はどのような病気と関係があるのか説明していきます。
○脳梗塞や心筋梗塞
歯周病菌は血栓(血液のかたまり)を作る一因とみられています。歯周病菌が血管に入ると、大部分は白血球によって撃退されるのですが、一部は血小板にまで入り込みます。その結果、血小板が異常を起こして互いに集まり、血栓ができてしまうのです。血栓が脳の動脈に詰まると脳梗塞を引き起こし、心臓の動脈に詰まると心筋梗塞などを引き起こします。
見えない歯周病菌のせいで血管が詰まってしまうなんて…歯周病は命に関わる病気にも関与しているんですね。
○動脈硬化
歯周病菌は、毛細血管を通じて全身の血管に入り込みます。コレステロールがたまりやすくなるような状態を作り出し、血管をもろくします。
○糖尿病
糖尿病は、血液中に糖(ブドウ糖)が溢れてしまう病気です。この病気には、インスリンというホルモンが深く関係していることは良く知られています。歯周病菌が増殖すると、免疫の働きで炎症性の物質が過剰に作られます。この物質が血糖値をコントロールするインスリンの働きを低下させ、血糖の高い状態が続きます。やがて糖尿病を発症します。
糖尿病と歯周病は、奇妙なほど深い関係にあります。歯周病が糖尿病のリスクになるだけでなく、糖尿病があると歯周病が悪化しやすく、歯周病が進むと糖尿病も悪くなるという悪循環があるのです。
○骨粗しょう症
骨粗しょう症は年齢と共に骨量が減少する病気です。最終的には骨がカスカスになってもろくなり、骨折しやすくなります。
骨粗しょう症は、閉経後の女性に多い特徴があります。閉経後は骨を作ることに関わる女性ホルモンの分泌が減少するためですが、歯周病との関係も注目されています。
歯周病菌は顎の骨(歯槽骨)を溶かします。歯周病は本質的にも骨の病気なので、骨粗しょう症の原因の1つになっているのではないかなと考えられているのです。実際に、骨粗しょう症の患者さんは歯周病が多いという報告もあります。
いかがでしたでしょうか?初めて関連づけて考えていただいたと思いますが、想像よりも怖い病気だとわかっていただければ幸いです。
当院の定期検診では現在の歯周病の進行度を、前回のものと比較して説明させていただいております。説明の時にもしわからなければご質問ください。
歯周病は自覚症状が、重度以前だとあまり出ない病気です。定期検診で早期発見早期治療をして、悪化しないようにしていきましょう^ ^