高級歯ブラシ

みなさん、こんにちは。宇都宮市みろ歯科、歯科衛生士の芳村です。

最近インフルエンザで学級閉鎖の学校が増えてきましたね。

みなさんの周りでもインフルエンザにかかっちゃった、って方いらっしゃいますか??

ドラッグストアなどでインフルエンザ予防のグッズも販売してますね。

知り合いが買ったみたいなので効果があるのか流行りが過ぎたら聞いてみたいと思います。

先日東京ビッグサイトで行われた、デンタルショーへ行ってきました。

サンプルがいろいろ貰えて試すことが出来るので今は4種類の歯ブラシを使い分けています。

それぞれ特徴がありどれも使いやすいので歯磨きするのが楽しいです。前よりもこまめに歯磨きする時間が増えました。

その中で『MISOKA』という歯ブラシに初めて出会いました。

 

 

この歯ブラシは1本1000円です。

値段も驚きましたが、歯みがき粉を使わず水につけて磨くのだそうです。

もちろんこの歯ブラシもサンプルとして貰えました。

ただ、無料ではありますがその場で使うというのが前提です。

何が違うのかすぐに、試してみました。
説明してくれたスタッフの方の話ですと、ブラシに特徴があるとのことでした。

ナノミネラルコーティングという小さなナノサイズにしたミネラルをブラシにコーティングしてるそうです。

そのミネラルの力によって出来る歯の表面のお水の膜によって次の汚れが付きにくくなるそうです。

きちんと磨いてツルツルの状態が長い時間保たれるそうでご飯を食べて暫くしてもその状態が続くという特徴もあるそうです。

出掛けた先で歯を磨ける時間が取れないときなど、この歯ブラシで磨いていけばプラークの付いているあのざらざらした不快感を感じずに済むなぁと思いました。

そのあと夕方くらいにご飯を食べて帰ったのですが、夜までツルツルの状態でした。

ほんとに凄い歯ブラシです。茶しぶやタバコのヤニも付きにくくなるみたいです。歯医者さんの定期検診でやっているクリーニングに似てますね。

こんなにいい歯ブラシ、お使いものやちょっとしたプレゼントに使えそうですね。

とは言え、歯ブラシだけではどうしても磨けない場所があります。

年齢、性別を問わず誰にでも共通して細菌の溜まりやすい部位があります。

臼歯隣接面(奥歯の歯と歯の間)歯肉縁下(歯茎の下で、外から見えないところ)や下の歯の内側です。

当医院に通われている患者さんはご存知かと思いますがワンタフトやデンタルフロス、歯間ブラシです。

歯間ブラシはあまり隙間のない方にはオススメ出来ません。

無理に入れてしまうと隙間が空いてしまったり歯茎を傷つけてしまう原因になります。
なので、普段からやっていただきたいのは歯ブラシとタフト、デンタルフロスです。

ではどんなものを選べばいいのでしょう。

ポイントとして、
デンタルフロスは、
○歯肉に触れる感触がやさしいもの。(当たったときに痛いと習慣になりません)
○繊維の数が多く細菌のをしっかりからめとれるもの。(細菌が歯肉縁下などに残ってしまうのをふせぎます)

ワンタフトブラシは、
○毛先がなめらかにカットされてるもの(デリケートな歯頸部を傷つけずにケアできます)
○たくさんの毛でできているもの(毛と毛の隙間に細菌を吸い込んで除去{毛細血管現象}するため密度が高い方が効率的です)
患者さんの中でも、使った方がいいと言われて買ったけど使ってないって方結構いらっしゃいます。やり方、選び方がわからない方は来院したときに気軽に聞いてくださいね。