歯周病って

皆さんこんにちは。

宇都宮市のみろ歯科、歯科助手の春山です。

研修期間が終了し、これからさらに精進していきたいと思っている日々です。

まだ至らない点たくさんございますが、お会いする機会があればよろしくお願いします(^_^)

9月に入りましたが、暑くなったり寒くなったり、天気も忙しいですよね。

夏が終わってしまうのは寂しいですが、過ごしやすい秋が来るのが楽しみです!

夏っぽい写真を貼ってみます。

今回は歯周病の基本的なお話をします。
歯科助手という仕事を始めるまで、わたしはあまり歯について考えてはいませんでした。
痛みが出たことがなく、虫歯もなかったため、歯医者は行かなくていいと思っていました。
入社をした今、一番大切なんだなと感じるのはクリーニングです。
ではクリーニングが何故大切なのか?というお話です。
「歯石をとりたい」と思ったことがある方は多いと思います。では、どうして歯石を取ることが大切なのか。それは歯周病の原因になるからです。
歯石というのは、プラークが石灰化したもの。プラークは歯ブラシで落とせますが、歯石になってしまうと歯にこびりついて歯ブラシではとれなくなってしまうので、歯科医院で取る必要があります。
歯石には実は軽石状に穴が開いていて、これはプラーク中の細菌にとって格好の溜まり場になっています。それにより歯石がついている周りの歯ぐきが炎症で腫れてしまい、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットが出来てしまいます。
ここにまたプラークが入り込み、固まって歯石になり、さらにプラークが溜まってしまう、とまさに悪循環です、、
こうして歯周病が進行してしまうのです。
今、腫れや出血がある方も、しっかりクリーニングしていくと改善されていきますよ!
歯が痛くないからといって、安心はできません。
逆に、歯医者に縁のない方の方が歯周病が進んでいることが多いと言われています。
歯医者に行かないと、歯周病菌の塊であるプラークや、歯石を取る機会がありません。故に、歯周病に気づくのが遅れてしまい、進行をはやめてしまうのです。
歯周病はよほどひどくならない限り痛みはでないと言われています。しかも、歯ぐきの中でゆっくり進行しているものなので、痛みが出る頃にはすでに歯周病菌の感染によって炎症がかなり進んでいます。
虫歯がなければいいやと思う方は少なくないと思います。
けれど、歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまいます。なんと、溶けてしまったらもとに戻すことはできません。歯を失ってしまうかもしれないのです。
歯周病は40代くらいから一気に進行する人が多いです。その理由は、忙しくてブラッシングがおろそかになってしまうことや、多忙によるストレスなどが重なるためだと考えられています。
お口の健康は、見た目で判断しないことが大切です!
歯ぐきがむずがゆいとか、血が出るとか、しばらく歯医者に行っていない、という方は、遅くならないうちに一度受診されることをおすすめしています。
豊かな食生活を楽しむことは、人生を楽しむことです!
お口のケアは自分自身で。足りないところは定期的にプロのケアを受けて、歯を大事にしていけたらいいですね!
今回は皆さんも知っていそうな内容を更新させていただきました。
わたしは知った時に「え〜!そうなんだ!」と思ったので、そんな気持ちをお伝えしたくてこの内容にしました。
へえ〜と思ってもらえたら嬉しいです!笑