笑いと体

こんにちは、宇都宮市みろ歯科 歯科衛生士の中島です。

約2ヶ月ぶりの更新になりますが、前回の「笑いの歴史」に続いて…今回は「笑いと体」について書いてみたいと思いいます( ˆΟˆ )

★笑いは全身運動になり痩せやすい!
→笑う時は顔だけが動いている気がするが、実は全身運動をしています。
笑うと顔の表情筋が頻繁に動き顔面静脈が伸縮し、脳から心臓へ戻る血流が増加します。
また笑っている時は、横隔膜を激しく上下させるため腹筋が大きく動くので、全身運動と同じ運動量と言えます。
笑う時に腹筋を動かすことで、血中の糖や中性脂肪が燃焼するんだとか!ダイエットしたい人は大きく笑うことを意識してみて。

★ストレスが溜まったらとにかく笑うべし!
→ストレスが溜まった時に笑ったら、スッキリしたという体験をしたことがある人は多いはず。
20分大笑いしたら2時間身体の痛みが取れるともいいます。
笑いにより酸素摂取が増えると、ストレスホルモンである副腎皮質ホルモン…コルチゾールの分泌が減ります。
つまり、ストレスが鎮まります。
その場合、くすぐったりして起こる単純笑いよりも、ゲームなどをした時に起こる楽しくて笑うなど、積極的な笑いの方がの効果が大きくなります。

★笑うとインフルエンザにもかかりにくくなる!
→ 人に親切にしたり、やる気を出して物事を達成するなど、主体的な行動をすると感動の笑いが生まれます。
そうすると幸せホルモンのセロトニンや、愛情ホルモンのオキシトシンが分泌され、免疫に影響を及ぼし免疫が高まります。笑うことで免疫が高まったり、抗ウイルス抗体遺伝子が発現し炎症遺伝子が低くなり、病気にもなりにくくなるんだとか!インフルエンザにもかかりにくくなるんです。

★NK細胞が活性化してホルモンバランスがよくなる
→女性的には気になるホルモンバランスも笑うことで整います。
楽しい情報が入ると自律神経の調節をする間脳にあるPOMCタンパクが瞬時に善玉ペプチドに変化!
その後、ベータエンドルフィンやドーパミンなどの善玉ペプチドが免疫を司るNK細胞に降り注ぎます。
その善玉シャワーによりNK細胞が活性化し、免疫が高まることで自律神経もいい方に変化します。
そしてホルモンバランスもいい方にいい方に変わっていきます。

★笑うとセロトニンが出て、心が穏やかに。
→セロトニンという神経伝達物質は幸せホルモンです。
不足すると落ち込んで、うつ病やパニック障害など心の状態が悪くなることもあります。
笑うとセロトニン神経が活性化されるので、心が穏やかな状態になります。
セロトニンは太陽を浴びたり呼吸や歩行などのリズム運動を行うことでもより放出量が増えるため、少し心が疲れたらおしゃべりしながらお散歩して大笑いすると効果があるのかもしれません。

笑うと心も体も元気に、健康になれることが分かりますね!

最後に笑いに関係する偉人の名言をご紹介します。 
「喜劇王」と呼ばれる、チャールズ・チャップリンは、A day without laughter is a day wasted.(無駄な一日。それは笑いのない日である。)と名言を残しています。
もしかすると、チャップリン自身も笑いの効果を感じていたのかもしれませんよね。
私もどんな事があっても笑顔で乗り越え、周りの人にも良い影響を与えるようになれたらなと思います!

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