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虫歯と治療法について

虫歯になってしまったら虫歯の大きさによって治し方が何通りかあります。

虫歯の進行段階

虫歯にはCo〜C4という大きさによって5段階に分けられます。

  • Co → 歯の表面からカルシウムなどが溶け出し始める。この場合は様子を見て大丈夫です。しっかり磨かないと虫歯は進行する可能性があります。
  • C1 → エナメル質が溶け出し始めます。まだこの段階では痛みはありません。
  • C2 → 象牙質に達し、冷たいものや甘いものがしみるようになってきます。
  • C3 → 神経まで到達してズキズキした痛みになります。
  • C4 → 歯の全体が虫歯になり、見た目は歯の根だけになっている事が多いです。神経が死んで歯の根の先に膿が溜まる事もあります。

虫歯の大きさと治療法について

  • Coの場合:経過観察
  • C1の場合:要観察。必要に応じて白い詰め物(コンポジットレジン)で対応。
  • C2の場合:虫歯の大きさに応じて詰め物や型取り治療を行います。
  • C3の場合:神経を取る必要があり、土台と被せ物の治療が必要です。
  • C4の場合:歯が残せる場合はC3と同様の処置。根まで進行している場合は抜歯になります。

C2で自費にした場合

  • ゴールドインレー:13万円+税(適合性に優れた金合金)
  • オールセラミック:7万円+税(透明感があり自然な見た目)
  • ハイブリッド:6万円+税(金属アレルギーなし)

C3で自費にした場合

奥歯の場合

  • ゴールドインレー:15万円+税
  • メタルボンド:12万円+税(セラミックと金属の組み合わせ)
  • オールセラミッククラウン:9万円+税(透明感があり自然な見た目)
  • ハイブリッドクラウン:8万円+税(金属アレルギーなし)

前歯の場合
奥歯のメタルボンド、オールセラミック、ハイブリッドクラウンと同じです。

土台の自費治療
C3で神経をとると土台を作る必要があります。土台を自費にした場合はファイバーコアと言う白い土台になります。(2万円+税)
歯の根が割れにくくて適合性に優れています。
被せ物を白くした場合被せ物に透明感が出ます。

虫歯と治療法のまとめ

今回は、虫歯の大きさ、治し方についてや被せ物の種類についてお話ししました。
本当は虫歯にならないのが一番です。しかし虫歯になってしまった場合は小さいうちに気付けば治療回数や費用も少なくてすみます。
そして、保険で治すか自費で治すかは審美的な問題や金額の問題があると思います。
ご自身にあった最適な方法で治療が出来るといいと思いますので、みろ歯科で治療の際はご相談頂けたらと思います。
そして、初期段階で気付けるように是非定期検診にいらして下さい。

栃木県宇都宮市 みろ歯科宇都宮歯科診療所
歯科衛生士 山元

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