みろ歯科ブログ

2019/02/01:高齢者に寄り添う歯科医院

こんにちは、宇都宮市みろ歯科、受付の福永です。
新年が始まりもう一か月経ちますね。
年末年始は帰省をし、家族や友人と楽しい時間を過ごしました。
毎年帰省するたびに、両親がはりきっていろいろと準備して迎えてくれることに感謝です。
今年は家族も一人増えるので、益々賑やかになりそうで楽しみです。
ただ年々、カウントダウンの時間まで起きているのが辛くなってきました。。

また先日、みろ歯科全体で焼き肉グレートに行って来ました!先生いつもご馳走様です。

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今回は歯科医院と深く関わりあいのある高齢者についてお話ししていきます。

現在、日本は超高齢社会です。
歯科医院も高齢化先進領域になります。
2007年に日本が高齢化率21%以上の超高齢化社会に突入してから、もうすぐ10年が経とうとしています。
2015年には65歳以上の高齢者の人口が3,384万人となり、総人口に占める割合は26.7%と過去最高になりました。
また、80歳以上の人口が初めて1,000万人を超えました。
中でも、歯科は特に高齢化の進んでいる領域で、歯科医院の来院患者さんのうち、65歳以上が占める割合は40.9%まで上昇しています。
つまり、現在の歯科診療は高齢者への対応抜きには成り立たなくなっているのです。

一方、要介護や要支援の認定を受けた人は、2014年に600万人を超えました。
これまで外来に来ていた患者さんが自力での外来受診が困難になることも珍しくありません。
すなわち、在宅や施設での歯科診療の重要性も今後さらに増すことになると予想されます。

私たちもちょっとしたときに年齢を感じ、いろいろな思いや、感情が湧きあがってくることがあります。
高齢者は特にその傾向が強く、不安や無気力、気分の落ち込みがみられるようになります。
年を重ね、できないことが増えてくると人間は不安になります。
また、無気力にさえなることが考えられます。

このようなことから高齢期におけるうつ症状を引き起こしてしまうことがあります。
例えば、
①気分の落ち込み、憂鬱、寂しさ、悲しさなど
②身体的症状、頭が重い、倦怠感を感じやすい、便秘、不眠、食欲不振など
③精神的に活動性が低下する、億劫になる、無気力、意欲低下など
が挙げられます。
これらの状態が引き起こされると生活に支障がでてきます。
場合によっては、他の疾患を引き起こすきっかけとなることさえあります。

また身体的なものでは、体を動かすための様々な部分に衰えがでてきます。
例えば体が思うように動きにくくなり、体力も落ちてしまうため少し動いただけで呼吸が苦しくなり、休憩を要するようになります。
筋力の低下もしているため、ふらつきも出現し、転倒のリスクが高くなります。
骨も弱っており、ちょっとした衝撃で簡単に折れてしまいます。
また、理解力や記憶力の低下、感覚が鈍くなりやすくなります。
認知症でなくても次第に理解力や記憶力の低下が起こり、新しい電気機器などの使い方を覚えるのが困難になってきます。
教わった直後は覚えていても、しばらくすると教わった内容を忘れてしまい、対応できないこともあります。

医院でも去年から自動精算機が導入されました。
初めは嫌がる方も多かったのですが、今では大半の方がスムーズに利用されていますのでご安心ください。

口腔には加齢の影響が特にあらわれます。
・口腔機能や味覚が低下する
・低栄養のリスクが高くなる
・歯肉退縮によって根面が露出してくるケースが多くみられる
・個人差はあるが、一般的に粘膜上皮が薄くなり、粘膜下組織も委縮し弾力を失うため傷つきやすくなる
・唾液腺も委縮する傾向があり、唾液分泌量は低下する

先ほど身体的な老化の衰えのお話しをしましたが、高齢者の視点で私たちを取り巻く環境をみてみると、いかに不便かがよくわかります。
皆さんが何気なく使う駅や病院、役所などもバリヤフリーは進んでいるものの、実際には高齢者にとって使い勝手が悪いものも多いのです。

私もよく電車を使うのですが、駅によっては階段が多く、エスカレーターやエレベーターが離れているところもあります。
今までは特に気にもせず階段を使っていたのですが、私自身が妊婦になり不便さを感じることが多くなり、もっと日本全体が高齢者の目線で環境を見直す必要があるなと感じました。

それは歯科医院でもいえることで、当院の入り口は階段の他に傾斜が緩やかなスロープがあります。
また院内も段差がないので車いすの方や足の不自由な方でも安心してユニットにご案内できます。
高齢者の方にも安心して医院に通っていただけるよう気を配り、患者さんをお迎えしたいと思います。

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