みろ歯科ブログ

2018/09/19:入れ歯安定剤について

こんにちは。
宇都宮市みろ歯科受付鈴木です。

今年は夏がすごく暑く、9月に入ってすごく気温が下がり、秋が近づいてきているような気がしています。

最近はずっとケーキ作りにはまっていて、先日シュークリームを作ってきました。

生地を作って焼いているときは、膨らまなかったらとか・・・すごく緊張しながらオーブンを見守りましたが、無事膨らんでよかったです。

カスタードクリームを作る際は、すごく体力がいりました。

熱いクリームをずっと混ぜ続けるのはすごく大変でしたが・・・結果的には美味しくできました!

クリームの量が多いので、軽かった生地にクリームを入れてからは、その重量感にちょっとびっくりしました。

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さて、今回は入れ歯安定剤の使い方について説明します。

義歯(入れ歯)がぐらついたり、浮いたりすると頼りたくなるのが入れ歯安定剤だと思います。

管理をしっかりしないと、口中や入れ歯に取り残しの安定剤がこびりついていることが多くあります。
ブラシでとれないと、指にガーゼを巻き付けてこすり取る。無理をすれば傷つけかねず、患者さん自身があきらめるという例もあるそうです。

入れ歯は本来、そのまま使うものだといいます。入れ歯は残った歯や歯茎、顎の骨の状態など厳密に合わせる。
不適切に安定剤を使えば、均等に力が加わらずに顎の骨が痩せ、安定を支えられなくなる懸念もあるそうです。

また、唾液が減って口が乾く「ドライマウス」だとより深刻な問題があるとのこと。
クリームタイプの安定剤は水分を吸収して接着するため、唾液が少ないと効果が下がる心配があるそうです。
ドライマウスは取り残しに最近が繁殖しやすく誤嚥性肺炎の原因にもなり得る。
入れ歯を補修しても痛みや違和感が改善しにくいそうです。

入れ歯は歯磨きと同様に毎食後、外してきれいに。
口の清潔が最重視です。

入れ歯安定剤の使い方を表にまとめました。

入れ歯安定剤の使い方(義歯安定剤連絡会のハンドブックより)

使う時と場合
・入れ歯があわず、食べたり飲んだり話したりするのが難しい場合に一時的に使う
・入れ歯は合っているが生活の質(QOL)向上のために使う

種類
・粘着タイプ...クリーム状、シート状、粉末状など
・密着タイプ...ゴム状で、塗り広げて使う

使い方の原則
・添付文書の使用方法をよく読んで従う
① 装着前に入れ歯を良く洗う
② 決められた量をつける
③ 取り外ししたら入れ歯、口内から除去する

使えない場合
・製品への過敏症状がある
・口内の荒れ、痛み、傷がある
・食べ物の飲み込みが難しい
※ただし、定期的に歯科を受診し、入れ歯を直すのが原則

安定剤の有用性と共に正使い方を啓発していきたいと思います。

安定剤を使う気持ちはわかります。痛み、違和感、緩みなどの緩和に使いたいという強い動機があるからです。

安定剤を使えば症状が緩和するという方でも、ぜひ半年に一回は歯科医院を受診してください。
ずれが小さければ小さいほど、少しの補修で驚くほど改善する場合もあるそうです。

安定剤を使わず入れ歯を使う方が生活の質もあがるのではないでしょうか。

入れ歯で困っている方はぜひ受診お待ちしております。

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