お口の健康ガイド

無切開手術(フラップレス)インプラント

無切開手術(フラップレス)によるインプラントとは、インプラント埋入手術の際に、歯肉を切らずにインプラントを埋入する治療法です。インプラント治療に伴う痛みや腫れを軽減し、治療期間を短縮することができます。

無切開手術によるインプラントの治療方法

手術前にCT撮影とコンピュータガイドシステムにより、精密な診査をおこないます。 診査後、インプラントを埋入するための手術ガイドを作製します。 手術時は歯肉に小さく穴をあけ、歯肉を切らずに手術ガイドを使用してインプラントを埋入します。

無切開手術(フラップレス)による利点

・通常の方法に比べて歯茎をほとんど切らないので、手術時の痛みや腫れを軽減することができます。
・手術時間を短縮できます。
・多くの場合1回の手術で終わり、すぐに仮歯が入ります。
・インプラント埋入手術をしたその日に仮歯をつけて、食事をすることも可能です。
・仮歯をすぐつけるため、歯のない期間がなくなります。
・歯茎を縫ったりしないので、抜糸のために来院される手間もかかりません。

無切開手術(フラップレス)による欠点

・適応症例が限られます。
・手術前のCT撮影とコンピュータガイドシステムによる診断が必要となります。


当クリニックでは、なるべく患者さんに負担の少ない無切開手術(フラップレス)によるインプラントをすすめています。そのために手術前のCT撮影とコンピュータガイドシステムによる診断の必要性も説明させていただいております。