みろ歯科ブログ

2018/06/13:新型タバコだから

こんにちは。
宇都宮市みろ歯科の歯科衛生士、松尾です。

梅雨に入り、ジメジメする日が続きますね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は雨が嫌いなので、梅雨の時期はどうしてもテンションが下がってしまいます...
夏が待ち遠しいです ...(^^)笑

さて、今日は煙草の影響についてお話したいと思います!
「煙草は歯に良くない」となんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、具体的にお口にどのような影響を及ぼすか知っていますか?

【歯肉への着色】
あなたの歯茎は何色ですか?
煙草を吸い始めたり、受動喫煙の環境にあると、最初に認められるのが歯肉への着色です。
煙草に含まれる"ニコチン"や"タール"などの有害物質から歯肉を守るためにメラニン色素がつくられ、歯茎は黒ずんできます。
特に若い方は影響を受けやすく、山形県の小・中学生を対象とした研究では、子供に歯肉着色がある場合、親の喫煙率が7割を越すと報告されました!
また、成人においても、配偶者が喫煙者の場合、歯肉が着色している割合は配偶者が非喫煙者の家庭と比較してら3.7倍という報告(女性のみが対象)もあるのです。
もちろん、喫煙者本人の歯茎も着色していきます。
この着色は「量依存性」があると言われ、喫煙本数と喫煙経過年数が多いほど、着色は濃く、広くなっていきます。
また、これらの歯肉着色は可逆性で、禁煙により有意に減少し、5年で半減することが報告されています!

【歯周病】
煙草の成分である"ニコチン"は血管を収縮させます。
そのため歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)が深く進行した際、歯周炎であっても歯周ポケットを検査した際の出血が少なく、歯肉の炎症症状が分かりづらいのです...
歯肉出血が少ないということは、疾患の発症や進行の自覚を遅らせることになります!
怖いですね~!!

~勘違いしがちな喫煙の害~「 新型タバコだから」と言うけれど
現在では原料に葉タバコを使用した加熱式タバコ(アイコス/フィリップモリス/プルームテック/日本たばこ グロー/ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)が発売されています。
燃焼ではなく、加熱によりニコチンやそのほかの化学物質を含む蒸気を発生させ、肺の奥まで有効成分を効率よく届ける"ドラッグデリバリーデバイス"としての進化を遂げたのです。
しかし、新型タバコはニコチン以外にも多量の化学物質が含まれているため、けっして身体にはよくありません。
ニコチンそのものによる害や依存性は明らかになっていることからも、健康のためには、従来のタバコから、新型タバコへ移行するのではなく、すべてのタバコ製品をやめるべきなのです!

煙草は「百害あって一利なし」と言われているように、お口への影響も沢山あります!
煙草を吸われている方、周りに喫煙者がいる方、もう一度見直してみてはいかがでしょうか?
また、煙草によるヤニもクリーニングで落とすことができます(付着具合にもよりますが)気になる方はいつでもご相談くださいね (^∇^)♪

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