みろ歯科ブログ

2018/05/09:子どもの歯並びを歪ませる姿勢についてお話ししたい

こんにちは。
宇都宮市みろ歯科、歯科衛生士の伊藤です。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
私は三重県の伊勢神宮に行ってきました。
昔から一度は行ってみたいと思っており、念願叶って行くことができました。
鳥居をくぐると別世界のようでした。
空気がとても良くてパワーをもらえた気がします。
食べ物も松阪牛や伊勢海老、伊勢うどんなどとてもたくさんありました。
どれも美味しかったです。
魅力がたくさんある三重県、皆さんも是非行ってみてください!


今回は子どもの歯並びを歪ませる姿勢についてお話ししたいと思います。

歯並びに影響する要因のひとつに、日常的な姿勢があげられます。
なかでも睡眠時やリラックス時の姿勢である「うつぶせ寝、横向き寝(睡眠癖)」と「頬杖」は、歯並びへの影響が大きい"態癖"として知られています。

・ささいな力で歯は動く
歯は、実はかなり弱い力でも動きます。
顎や口に50gの力が1時間加われば、骨の形がかわったり、歯が動いたりすることごあります。
ですから、矯正治療で使うような細いワイヤーで引っ張った時にも歯が動きます。

・うつぶせ寝
うつぶせ寝をしていると、枕のあたっているはが直線状に押し込まれます。

・横向き寝
横向き寝をしていると、枕のあたっている歯が内側に入り込みます。
枕が歯にあたらなければ、横向き寝をしても問題はないです。

・片手での頬杖
手で頬杖をしていると、手があたっている部分のはが内側に入り込みます。

・両手での頬杖
唇の力が弱い場合、両手で頬杖をしていると、両側の歯並びが狭窄し、V字型の歯並びになります。
左右から加わった力は最終的に前にも働き、その結果、前歯が前に出てくるケースもすくなくありません。

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・まずは態癖に気づく
態癖は無意識で行なっているため、それを改善するには、まずは子ども本人に気づかせることが必要です。
寝ている時やくつろいでいる時などのお子さんの日常の姿勢を、本人に振り返ってもらい、自覚していくことが必要です。

・態癖の影響を理解する
うつぶせ寝・横向き寝や頬杖が続くと、口腔だけでなく顔貌や全身も影響を受けて歪んできます。
そのままにしておくと、歪みがさらに歪みを生む負のスパイラルに入ってしまいます。
最近では、「肩が凝る」「頭がいたい」「疲れやすい」「顎の関節が痛く、ポキポキ音が鳴る」「口が開けにくい」など、大人が抱えるような不調を訴えてくる子どもも少なくありません。
こうした事態を避けるためにも、態癖は改善していく必要があります。

・態癖改善のための方法
ご家族がうつぶせ寝・横向き寝や頬杖をしているところを写真に残しておくと、自分がどんな姿勢をしているか、子ども本人にも客観的にイメージしやすくなります。
睡眠癖も頬杖も、子どもの場合は家族の協力が大切です。

・うつぶせ寝
うつぶせ寝がやめられない場合しばらくの間寝袋を使用するとやめられることが多いです。
手が寝袋の中にあるので、うつぶせ寝が自然と防止されます。

・頬杖
頬杖がやめられない子どもには、必要なとき以外は机の上に手を乗せないようにしてもらいます。
無意識に頬杖をしてしまうので、そもそもてを顔の近くに置かないようにしてもらいます。
パソコンを使っている時に空いた手で頬杖をするようなら、その手にペンやカップをもたせます。
なお、子どもの場合、頬杖はおうちにいる時だけでなく、学校での授業中も気をつけてもらうことが大切です。
体育の授業での体育座りも意外な盲点で、膝の上に顎を乗せているのは、机で頬杖しているのと同じです。
膝の圧力に押されて、下顎が後退する恐れもあります。

遺伝で歯並びが悪くなる場合もありますが、日々の生活習慣でも歯並びが変わってしまう場合もあるので、気をつけていきましょう。

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