みろ歯科ブログ

2018/04/04:お口の乾燥気になりませんか??~唾液(つば)について

こんにちは。
宇都宮市みろ歯科の歯科衛生士、中村です。

早速ですが、お口の乾燥気になりませんか??

さて、今回は唾液(つば)についてお話をします。
時期的に、花粉症で薬を飲んでるので口が異常に渇きやすいなど、普段当たり前に出ている唾液が少なくなった時初めて口の渇きに気づく方もいらっしゃいます。
歳のせいだなんて理由で放っておくと後で大変なことになりますよ!!!

「そういえば最近口の中がネバネバする」
「目が渇く」
「話しづらい」
など、思い当たる方必見です!!

まずは、唾液のさまざまな働きについて説明します。
簡単に説明すると、唾液が1日に1〜1.5Lも分泌されるといわれています。
唾液には、お口の粘膜の保護など様々な働きがあり、お口や歯を始め、わたくしたちの体全体を守っています。

唾液の主な働きがこちら↓

①潤滑作用
...歯茎(歯肉)や舌などの粘膜を保護して傷つかないようにし、食べたり喋ったりするのをスムーズにしている働き
②消化作用
...食物に含まれるデンプンを糖に変える。ご飯をよく噛むと甘くなるのはこのためです。
③抗菌作用
...「怪我をしたら唾をつけておけば治る」と言われるのはこの作用です。
④洗浄作用
...食べカスを洗い流してお口に残るのを防ぐ
⑤鑑賞作用
...口の中のpHを正常に保って歯が溶けるのを防ぐ
⑥凝集作用
...唾液に含まれるタンパクで最近を集める

とにかくすごくいい働きをしてくれているということです♩

ちなみに、唾液内の糖タンパクにより歯の表面に形成される"ペリクル"は歯を保護し、さらに粘膜を修復する成分も含んでおり、傷を治す作用もあります。

さて、ここで疑問ですが、唾液が減るとどうなるか、それを説明していきます。

「口が渇く」ことは一時的な場合もありますが、慢性的なものは「ドライマウス(口腔乾燥症)」という病気です。
さらに、唾液が減るとその働きも弱くなるため、虫歯や歯周病のリスクも高くなってしまいます。
そのため、口腔感想のサインが見られたら是非ご相談ください。
サインと言っても何がそうなのかわかりにくいと思うのでいくつかあげて見ます。

•水がないと食べ物が食べられない
•唇が渇く
•話しづらい
•口の中がカラカラする
•水を常に持ち歩く
•唇や口角が切れやすい
•口内炎ができやすい
•夜中に起きてします(水を飲む、トイレに行く)
•舌がヒリヒリする
•口の中がネバネバする
•目も渇く
•よく飴をなめる
•舌に溝がある
•舌が乾燥している

あとは、唾液の量が減ると、お口の洗浄作用が少なくなり、いつまでも食べ物がお口の中に溜まってしまいます。
また、飲料水によって下がったpHがなかなか元に戻らなくなり、エナメル質の奪回が進んでしまいます。
さらに唾液に含まれる抗菌物質やたんぱく質の量の減少、歯を保護するペリクルも形成されにくくなることでお口の中が菌に弱い環境になってしまいます。
このように、唾液の減少によって様々な作用が弱まるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなるのです。

唾液の減少は圧倒的に女性が多く、約8割を占めています。
50代から急激に口の渇きについて受診した方が多くなっています。
女性ホルモンの低下が原因ですが、慢性疾患をお持ちの方や服薬の多い高齢者も注意された方がいいようです。

地球に酸素があるように、私たちの体には当たり前にあるものでも、実はとてつもなく体にとっていい働きをしてるものがたくさんあります。
今回ご紹介したのはほんの一部ですが、何気ない疑問を調べたりすると、人の神秘に触れることができます。
私もブログを書くようにあたって様々な分野を勉強していますが、みろ歯科に来られた患者様に少しでもこのような知識を伝えられるよう、日々精進していきたいとおもいます!!!!

最後に、唾液の分泌を促す唾液腺マッサージのやり方を貼っておきますね♩

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