みろ歯科ブログ

2018/02/07:歯科衛生士の業務の中に、『栄養・食事指導』がある

こんにちは!
宇都宮市みろ歯科の歯科衛生士、中村です。
ブログに登場するのはおよそ2年ぶりくらいでしょうか?お久しぶりです。

さて、個人的な話になりますが、先日お家でピザを作りました。
ピザと言っても種類もたくさんあり作り方はそれぞれありますが自分が食べたい物を乗っけて焼きました!
もちろんピザ窯なんてものはありませんのでオーブンで焼きましたが、チーズが溶けたりピザ生地の焦げ目が目に見えてくると食欲もあがり、だいたい20cmのピザでしたが完食いたしました。
ブログにあげるならもっと写真映えするようなバジルとか乗せたかったですがもうお腹の中なのでまた今度ですね^_^
ちなみに具材は トマトソースにひき肉を入れて炒めたものに、オニオン ブロッコリー パプリカとバジルソース です。

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なぜこんな事を書くかというと、歯科衛生士の業務の中に、『栄養・食事指導』があるからです。

え?歯科衛生士ってクリーニングするだけじゃないの?

って声が聞こえてきそうですが、実は歯科衛生士の仕事は幅広いのです。
歯磨き指導やクリーニングはもちろんですが、普段の習癖(くいしばりや歯ぎしり、普段の姿勢から崩れる噛み合わせのバランスや肩肘など)を患者さんから聞き、歯科領域で治せる全ての治療に関与することができます。

先ほどお話しした『栄養・食事指導』ですが、皆さんはカミング30というものを聞いたことがありますか?
一口30回噛む を目標とする動きのことをこう呼びます。何を食べるにも、一口30回。実は意識して食事すると、自分一口が10回も噛んでないことに気がつきます。

噛むことで、口の中に唾液が循環し、咽頭(のど)から胃にスムーズに流し込む働きをする他、消化を助けたりと唾液にはたくさんの機能があります。その機能を活かすためにも一口30回噛むことを進めたり、食べ物の食物の栄養を考えたレシピを出している歯科衛生士もいたりします。

そのため、クリーニングに来たのに何飲んでるかとか好きな食べ物は何かとか聞かれた と不思議に思う方がいらっしゃるかと思いますが、意図があって聞いてることですので変に思わず素直に返答お願いしますね(*^ω^*)

あと、個人的に普段から小さいお子さんの定期検診を見ることが多いのですが、そこで保護者の方から質問がたくさん上がった項目があるのでご紹介します。

Q 子供にお菓子を与えていいのは何歳からなの?

虫歯予防のために、お子さんのおやつに砂糖を含まないものを勧めたらじゃあ何歳からだったらお菓子を与えてもいいんですか?と聞かれました。
私たち歯科衛生士は、歯だけだなく、口腔内(お口の中)の環境のことを考えてお話ししてますが、時には素朴な疑問ではっとすることがあります。
自分たちが知ってることでも、伝える相手がそれを知らない場合は当たり前に通じないことです。さて、ここで今回の質問の返事を書いていこうと思います。

A できるだけ遅い方が良いですが、虫歯予防やおやつの目的、味覚の形成などの点も考えると、3歳以降が望ましいです。
⇨そもそも、子供に与えるおやつの本来の目的は、栄養とエネルギーの供給です。
幼児は消化機能が未熟で、一回の食事で食べられる量が少なく、1日3回の食事だけでは必要な栄養やエネルギー量を満たすことが難しいためです。
特に3歳を過ぎると1日の必須エネルギー量が大人のおよそ3分の2にもなるので、第4の食事としておやつが欠かせません。
また、味覚は離乳食が始まる5ヶ月頃から10歳頃までの食経験にのり育まれていき、この時期に与えられた食べ物によって味覚の好みができます。

特に離乳食スタートから3歳頃までは、重要な時期と言われています。
甘いお菓子ばかりを与えていると、甘味への欲求がエスカレートしやすくなり、野菜などの素材本来の味を「おいしい」と思えなくなって、好き嫌いが多い子になってしまいます。

この時期は食生活の基盤を作る大切な時期でもあります。
親がコントロールできる間に正しい食習慣を身に付けることが、子供の将来の健康に繋がります。

市販のお菓子は、
①甘みが強く、虫歯や味覚形成への影響のほか、エネルギーの過剰摂取や血糖値の急激な上昇を招く
②塩分が強く、味覚形成への影響だけでなく将来の高血圧につながる
③油分が多く肥満の原因となる
④体に悪影響を及ぼし発ガン性の問題などもある着色料や保存料が含まれる
といった傾向があるため、おやつは手作りが理想です。

保護者の負担や、おやつの「子供の休息や楽しみ」「親や兄弟姉妹とのふれあいの時間」という面も考慮すると、
①家にあるもので簡単に作れ、
②1日3食で取りきれなかった栄養素を採れ、
③次の食事に影響しない量(与える時間も)
をポイントに考えて頂けるといいですね♩

おすすめは、おにぎり(しらす、ごま、わかめなど普段の料理に使わない具)、野菜など具沢山のサンドイッチ、手軽に自然の甘みを感じられる季節の果物、血糖値の上昇や緩やかな蒸したイモ類・とうもろこし、無糖のヨーグルト(甘みが欲しければ果物・手作りジャム・ドライフルーツと混ぜる)などです。

ちなみに、ヨーグルトにドライフルーツを数時間浸けておくと、フルーツの食感が戻るとか戻らないとか(´∀`)

食べ物ばっかり書いててお腹が空いてきたのでこのへんで失礼します☆

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