みろ歯科ブログ

2018/01/31:入れ歯(義歯)とは??

こんにちは。
宇都宮市みろ歯科 歯科衛生士の中島です。

個人的には久しぶりのブログの更新です\(^o^)/
歯科にまつわることがブログのテーマになっているので、日々内容を考えていました。
予防について、歯周病についてのテーマが多い中、私は知られているようで知られていない「入れ歯(義歯)について」書いてみたいと思います。

歯周病や虫歯にならないように予防することももちろん大切です。
また、なってからどう予防するのか、どう治療するのかを考えることももっと大切です。
歯を失ったらそれで終わりではなく、失った後どうやってそこを補っていくのかで残りの歯の寿命も決まっていきますので一緒に考えていきましょう。
歯を抜いた後失った後、ブリッジか入れ歯かインプラントを入れるか悩まれる方が多くいらっしゃいます。
当院では歯を抜く前から、"歯を抜いた後どうやってかみ合わせを作っていくか"考えて頂きたいためパンフレットをお渡しし、相談する機会を設けていますが、なかなかすぐに決められるものではないですよね...。
その中で心理的にも身体的にも変化が大きく抵抗感の強いとされる入れ歯はマイナスなイメージが多いと思うので、メリットや入れ歯を作るための知識を交えてお伝えしたいと思います。

入れ歯のメリット

① 入れ歯を入れると残っている歯を守ることができます。
...これは入れ歯に限らず、ブリッジやインプラントにも言えることです。

★歯を抜きっぱなしで咬み合わせを入れないと、どうなるか知っていますか?
歯は噛もうとするため動く性質があります。
抜きっぱなしにしておくと、周りの歯が伸びてきたり倒れたりして、噛むことや歯磨きなどお手入れすることが難しくなるのです。
時間が経てば経つほど歯は動くので、かみ合わせを作ることを後回しにするとそのうちスペースが無くなってしまいます。
また、残っている歯には、無い歯の分の負担ももちろん掛かります。
そのため残っている歯を守るためもかみ合わせを作ることが必要なのです!

② お顔の見た目の変化を抑えることができます。
...歯がないと、見た目はどうなるでしょうか。
よく想像されるのは、口元が窄まり皺が寄ってしまった状態です。
こんな感じです⇒(´*`)
口元は見た目にも大きく影響を与えます。
歯があると、その歯の分の皺が伸び、若返ったような印象を受けます☆

③ 1本から総入れ歯まで作ることができます。
...何本でも作成可能!というのが入れ歯のいいところです。
保険適応内の入れ歯であれば比較的安価に作ることが出来ます。

④ 修理が簡単です。壊れるなどトラブルが起きた時にも取り外せて対応しやすいです。
...実際に取り外して状態を確認することができます。
外して修理をするため口の中をいじることや負担も少ないです。
場合によっては入れ歯をお預かりをすることもありますが、医院に居る時間や来る回数も少なく修理できます。

⑤ 制作期間が短く済みます。
...入れ歯の作成には基本的に4回(約2ヶ月)かかります。
1回目は歯の型どりをし、2回目は咬み合わせを確認します。3回目で見た目や適合を確認し、その後完成した入れ歯を調整して入るようにしていきます。何本分の入れ歯なのかで回数が変わっていきます。

⑥ 外科処置がなく、自分の歯を削る量が最小限なので、体に優しいです。
...インプラントやブリッジと比べた入れ歯の良い点です♪

⑦ 取り外せるのでお手入れが簡単です。
...かみ合わせを何にしてもお手入れは必要不可欠です。
入れ歯は取り外せるという利点があるので、実際に手に取って自分の目で汚れを見つけ、しっかりと狙って落とすことができます。

入れ歯を作ろうと検討されている方へお伝えしたいのは、"入れ歯さえ入れれば何でも噛めるようになるとは限らないということ"です。
自分の歯のような噛み心地はありませんが、最低限、噛んでお食事はできます。そして、入れ歯は道具として使いこなす必要があります。最初は大きい・厚みがあるなどの違和感を感じることが多いですが、新しい靴などと同じで、使って行くうちに少しずつ慣れていきます(^_^)つまり時間が解決します。

入れ歯を入れた後は、粘膜に当たることによる痛みが生じやすくなります。これは歯科医院で調整して、落ち着かせていくことができます。
一般的には数回の調整が必要になってくるので、完成したら通院が終わりというものではありません。何回か使って調整をして、やっと本格的に使えるようになっていきます。
慣れに関しては、ほとんどの方が1ヶ月から半年ほどで、だんだん慣れていきます。
一日中装着しているのが負担になる場合は、入れ歯の使用時間を短くすることや食事の時のみの使用をオススメしています。
また発音をしにくかったり、頬や舌を噛みやすいというトラブルも起きる可能性がありますので、ゆっくり時間をかけて慣れるまで慎重に使っていただくようにお願いしています。
入れ歯は使わないと、残りの歯が動いてきてしまい数週間〜半年程度で入らなくなってしまいますので気を付けてくださいね!

どうしても違和感が気になり入れ歯が合わないな、と思ったら、全身・顎の骨の状態によってはインプラントを検討してもいいかもしれません。
インプラントは費用や期間が入れ歯より掛かりますが、違和感はないと言われています。
インプラント治療に勇気が出ないと言う場合には、入れ歯を試しに作って使ってみることもできますし、そういう方もたくさんいらっしゃいます。
歯がない部分にはまずかみ合わせを作り、バランスよく噛めるようにするのが理想ですし、将来の健康に繋がります。
悩まれる場合は、費用や期間などを提案し、相談するお時間を設けることもできますので、お気軽にご相談ください。

入れ歯ってどんな感じなの?バネがつくの?という質問がよくあるので、参考までに当院で例として保管してある入れ歯の写真もつけておきます(^_^)

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入れ歯の調整やその後の定期検診で入れ歯についてお伺いした時に「調子いいよ~!」と使っている声を聞くとすごく嬉しいです!!
また、定期検診や治療の際に使用している入れ歯をお持ちにならない方もいらっしゃいます(処置の際に外すから、と気を遣っていただきあえて持って来ていないのかもしれません)が、機械的に洗浄させて頂いたり治療の時に咬み合わせを確認するのに入れ歯が必要になるので、お使いになられている方はぜひお持ちください!

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