みろ歯科ブログ

2018/01/24:お口の乾燥が気になる方は...

こんにちは。
宇都宮市みろ歯科、歯科衛生士の望月です。

月曜日は雪が降り、たくさん積もりましたね!!
家に帰ると雪だるまがありました!
家の中にあり溶け始めてたため、外に出しました(笑)

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寒い日が続き風邪が流行っているので、気をつけてください!

冬は乾燥しますよね...
突然ですが、「ドライマウス(口腔乾燥症)」という病気はご存知ですか?
この病気は虫歯や歯周病のリスクを高めてしまいます!
今回は、お口の乾燥についてお話します。

口の乾燥の原因のひとつとして、唾液の分泌量の低下が考えられます。
まず、唾液のことについてお話します。

唾液は、1日に1.5リットルも分泌されるといわれています。唾液には、さまざまなはたらきがあり、お口や歯をはじめ、私たちのからだ全体を守っています。
唾液のはたらきを詳しく説明させて頂きます。

唾液のはたらきとしてまず挙げられるのは、歯ぐきや舌などの粘膜を保護して傷つかないようする「潤滑作用」です。
食べたり、話したりするのをスムーズにしているはたらきです。
また、食物に含まれるデンプンを糖に変える「消化作用」もよく知られており、ご飯をよく噛むと甘くなるのはこのためです。
さらに、「ケガをしたら唾をつけておけば治る」と言われるのも、唾液に「抗菌作用」があるからです。

他にも、食べかすを洗い流してお口に残るのを防ぐ「洗浄作用」や、お口のの中のpHを正常に保って歯が溶けるのを防ぐ「緩衝作用」、唾液に含まれるタンパクで細菌を集める「凝集作用」細菌をお口の中から排出する作用など、虫歯や歯周病から歯を守るはたらきもたくさんあります。

また、唾液の糖タンパクにより歯の表面に形成されるペリクルは、歯を保護します。
さらにペリクルはお口の粘膜を修復する成分も含んでおり、傷を治す作用もあります。

口腔乾燥のサインとして、お口の乾燥感やねばつき、話しづらさ、乾いた食べ物のかみづらさなどを感じます。
また、舌が乾燥したり、舌に溝があったり、口唇が乾くなどないか、注意してみてください。
唾液の量が減ると、お口の中の洗浄作用が少なくなり、いつまでも食べ物がお口の中に留まってしまいます。
また、飲食物によって下がったpHがなかなか元に戻らなくなり、歯の表面を溶かし始めてしまいます。
さらに、唾液に含まれる抗菌物質やタンパクの量の減少、歯を保護するペリクルも形成されにくくなることでお口の中が菌に弱い環境になってしまいます。
このように、唾液の減少によってさまざまな作用が弱まるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなるのです。

唾液は、自律神経からの指令が唾液腺に伝わり、血液を元に作られます。
そのため、唾液が少なくなる原因は、自律神経の問題、唾液腺の問題、血液の量の問題などさまざまで、1つだけではない場合があります。
薬の副作用でお口の渇きがみられる場合もありますが、自己判断で服用を中止するのは危険です。必ず医科の主治医に相談してください。

病院での治療も大切ですが、ご自身でできるケアには、唾液腺のマッサージや保湿剤の使用があります。
また、よく噛むようにするなど生活の中でちょっとした工夫をするだけでも、口の乾燥感の改善につながります。

唾液腺マッサージをする際は強く押しすぎると、かえって顎関節や軟組織が痛くなることがあります。
あくまで「やさしい力加減」で行うことが大切です。

お口のなかでお困りのことがあればご相談ください。
初めての方はもちろん、定期検診の受診をお待ちしております!

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